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心境を詩にしました
624 edit2018.01.27
全然好きじゃないものも、使えるからと言い聞かせ大切にするふりをしてきた。
それが、本当に大切なものを守るための賢明な手段だった。
自分の中に眠る時限爆弾のことは無視していた。
しかし時限爆弾は任務を忘れてはいなかった。
時が来ると、無情なほど律儀に爆発した。
気がついたときには道なき道を進んでいた。
守るべきものを置き去りにしてきた罰として、私は気が狂うほど繰り返し繰り返し自問する。
この道でよかったのか、、、と。
いくら考え直しても、もしもの過去はありえない。
つらい過去を思い出すのはつらい。
しあわせだった過去を思い出すのはもっとつらい。
あの子を道連れにする危険を知っていたから、なんて大嘘。
弱い母は、今日も自分をごまかします。
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