メンタルクリニック受診までの体験談インタビュー『わくわく』
visibility1,114 edit2023.05.07
ココトモメンバーインタビュー企画!
今回は「わくわく」さんにメンタルクリニックの体験談を聞いてみました。
まずは自己紹介をお願いします
わくわく と申します。よろしくお願いします。
男。44歳。既婚。子ども2人です。
製造業の事務職。日勤。週休2日。
自分の性格などなど;
・お調子もので楽観的、気分で動くときなどはB型だなぁと自覚しています。でも他人から血液型を当てられたことはなく、まぁそんなもんだね、と捉えています。(楽観的)
・好きな食べ物は、お味噌汁、熱いお蕎麦、チーズケーキです。その中でも特に好きなのは出汁ですね。ホッとします。
具体的にどのような病気・症状でしたか?
心の病気は、2回でどちらもうつ病です。身体の病気は1回で頸腕症です。身体の病気は心とも関係しています。
うつ病1回目の症状:自信がない。決断を避ける。落ち着かない。上司を見るのが嫌。上司と話すのが嫌。会社を出ても仕事のことを気にし続ける。声が小さい。声に迫力が無い。覇気が無い。自責の念が強い。上司の悪口を言えない。出勤日の朝は快晴でも全然行く気が起きないが、行かなくちゃと心を塞いで身体を会社に向かわせる。
うつ病2回目の症状:1回目に追加する症状として。声が震える。手が震える。また休職しよかな、と消極的になる。ボーっとする。呼吸が浅い。呼吸が速い。めまい。
頸腕症の症状:これは、頸性神経筋症候群という症状の群の内、頸腕症という症状です。首を回旋したり傾けると頭に電気が走るような不快感。首にバスタオルが巻かれているように張っている感覚。電車やバスの揺れ、自動車の揺れでも不快。自転車の揺れは耐えられない。眠気が来ない。リュック・手さげ鞄・ショルダーバッグなど持てない。ペンが重い。箸が重い。腕が重い。めまい。手足が低温。呼吸が浅い。呼吸し難い。手が震える。耳なり。聞こえ難い。鼻血が止まらない。咀嚼するのが嫌。
発症したきっかけや原因を分かる範囲で教えてください
心の病気は、当時の上司から受けたパワハラが原因ですね。
厄介だな、と客観的に振り返ることとして、当時の私の考えや性格とは、責任感が強い、正義感が強い、誰かに支援をお願いせずに全て背負う、人を良い人だと決めつける傾向がある。というものでした。
その上司を嫌う職場の人は大勢で、私以外にも被害を受けた人が何人も居ます。とはいえ、大勢の人が嫌うのに発症するのは全員ではありません。当時の私の性格と、その上司とは相性が最悪だったんですね。
身体の病気は、40年以上に亘り「姿勢を良くしなさい。これが良い姿勢です。」と教えられ、続けていた姿勢が悪かった。という原因。これに加えて前述した性格と極度の緊張から首の筋肉が耐えられなくなりました。
病院を受診するまでのエピソード
心の病気で受信するまでのエピソードについてのみお答えしますね。
1.自分の異変に気づく。ザワつきのようなもの。
2.どんな状況だと異変が起きるのか、そして3日経っても休日を越えても続くのか様子を見てみる。
3.気を紛らす、などやってみる。
4.身近な人から「最近、だいじょうぶ?」と心配される。
5.原因の上司ではなく、その上の信頼できる上司に相談。産業医に相談することを勧められる。
6.産業医と面談
7.産業医から病院を紹介される
8.受診
どこか、自分はメンタルクリニックとは縁が無いものと考えていました。知識を増やすこともせずに生きていたため、何が起きているのか、これをどう説明すれば良いのか悩みました。そのため、上述1から4の期間が4ヶ月くらいあったかと記憶しています。
辛いけれど病院に行こうか迷っているという方へ
最初からご自分の症状にピッタリの病院に、最適なタイミングで行くことは極めて稀だと思います。
でも、迷うことも辛いことと思います。服選びで迷うこととは全く別ですよね。
「まずは、病院に行って。先生の意見を聞いてみよう。」というお気持ちで早めに病院に行くと良いと思います。
初診では、主治医の先生もカウンセリングをしてくれる方も長い時間を掛けてお話を聞いてくれます。整理して話そうとか考えなくてOKです。我慢しないで打ち明けることをしてみてください。
――インタビューは以上です。
貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。
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