休んだ分だけ強くなれる

「もう少し頑張らなきゃ」
「私がやらなきゃダメだ」
「周りに迷惑をかけちゃいけない」
そんな風に思いながら、仕事やプライベートで無理をしていませんか?

自分を追い込んでしまう人ほど、休むことに罪悪感を抱きがちです。でも、本当は休むことこそが、次の一歩を踏み出す力になるのです。

今回は、無理をしがちな人の例を挙げながら、「休むこと」の大切さについてお話しします。

あなたも当てはまる? 無理をしてしまう人の5つの例

仕事を抱え込みすぎる人
→ 本当はキャパオーバーなのに、「断ったら迷惑をかける」と思って無理をして引き受けてしまう。気付くと自分だけ残業続き・・・

「いい人」でいようとする人
→ 誰かに頼まれたら、嫌と言えない。相手の期待に応えようとして、自分の時間はついつい後回しに・・・

完璧主義の人
→ 「もっとやらなきゃ」「もっと良くしなきゃ」と、自分に厳しすぎる。終わりが見えず、ずっと頑張り続けてしまう・・・

周りと比べて焦る人
→ 「あの人はこんなに頑張っているのに、私はまだまだ…」と周りと比べてしまい、必要以上に自分を追い込んでしまう・・・

休むことに罪悪感を持つ人
→ 休んでいると「怠けている」「サボっている」と思ってしまい、無理にでも動こうとしてしまう・・・

もし、ひとつでも当てはまったら、あなたは頑張りすぎているかもしれません。

ちなみに私の場合は②と④の悩みを抱えていました。
学生時代に友達が少なかった経験もあり、とにかく人に嫌われたくなくて「いい人」を演じ続けていましたし、常にどんなことでも周りの人と比べて「もっと頑張らなきゃ、努力しなきゃ・・」と自分を追い込み続けていました。

また、「いい人」を演じることも、人と比べて無理をすることも、もう昔からの癖で当たり前のように自分に染みついていたので、「これぐらいで辛いと思うなんでダメな人間だ」と本気で思っていました。

私のように、無理をすることが当たり前だと思っている人、実は多いのではないでしょうか・・。

無理を続けると、心も体も壊れてしまう

でも無理をすることは、決して「努力」ではないんです。むしろ、自分の力をすり減らしてしまう行為なんです・・

例えば、走り続けているマラソン選手が、一度も水を飲まずに走り続けたらどうなるでしょう? 当然、体力が尽きて倒れてしまいますよね。
人間の心も同じです。頑張り続けるためには、「休むこと」が必要不可欠なんです。

「頑張る」と「無理をする」は違う。
頑張るためには、休むこともセットで必要。
このことを、まずは思い切って自分に許してあげてほしいです。

「休むこと」は、次に進むための準備期間

「でも、休んだら周りに置いていかれるんじゃ…?」
「休むのが怖い…」
そう思うかもしれません。でも大丈夫。

焦らずしっかり休めた人は、休んだ分だけ強くなれるのです。

周りを気にする必要はありません。誰にでも休む権利があります。無理に頑張り続けるよりも、一度立ち止まった方が結果的に前に進めることもあります。

もし、今あなたが「もう限界かも…」と思っているなら、どうか勇気を出して休んでください。

1日休めば元気になる人もいれば、1カ月、半年、1年と、長期間のお休みが必要な人もいるでしょう。自分の身体と心に真剣に向き合いながら、必要な分だけしっかりお休みを取ってくださいね。そして、また元気になったら、あなたのペースでゆっくり歩き出しましょう?

休むことは「弱さ」ではなく、「強さ」。
だからこそ、休んだ分だけ、あなたはもっと強くなれる。
どうか、自分を大切にしてくださいね。

コメントお待ちしてます♪

2個目のコラム、読んで頂きありがとうございました!
前回のコラムはたくさんの方に読んで頂きました。コメントも嬉しかったです^^

・日頃の頑張ってしまうエピソードやお悩み
・無理をしてしまう自分を変えたい
・人に頼まれやすい性格な気がする・・・

などなど、コメントして貰えたら嬉しいです。
きっとココトモを利用されている方は、みなさん日頃から無理をされている方が多いと思うので・・自分以外の人がどんなことで悩んでいるのか、コメント欄で共有出来たらいいなーと思っています^^

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コメント一覧

全4件
  1. schedule2025.03.23

    きゃん

    ☆柊さん
    こんばんは!コメントありがとうございます。
    お返事が遅くなってしまいすみません。

    柊さんは今、お休みしたくでも出来ない状況なのですね。
    まだ学生さんということなので、どうしても親の影響を受けてしまいがちですし、親に反抗してまで自分のやりたいようにやる、というのは正直難しいことなのだろうなと思います。だから余計に生きにくいんですよね・・。

    1人で頑張りすぎないでほしいです。周りをもっと頼っていいですし、迷惑だってかけていいんです。親の人生ではなく柊さんの人生だから、柊さんらしく柊さんのペースで進んでいけばいいのですよ。

    それでも親のことが気になってしまうのであれば、柊さんが今後自立して、親元を離れてみることが、柊さんらしく生きる第一歩となるかも知れません^^柊さんが望む未来をゆっくり考えながら、これからの進路を決めていってくださいね。

  2. schedule2025.03.21

    柊_shinoka

    こんにちは、はじめまして!
    比較的暗めの内容です。体験談、というよりこんな自分を変えたいなぁみたいな内容になってます。

    自分は今まであんまり「休む」ということをしたことがない人生だと、思ってます。
    なにかしていないと落ち着かないし、親から「完璧じゃない子はうちの子じゃない」とか「〇〇ちゃんの家の子はもっと…」とか言われ続けたから、自分でも完璧をいつの間にか求めるようになって、人と比べるようになりました。
    勿論私だって休みたい、けど休み方がわからない。
    学校を休んだら成績にも関係してくるし、勉強についていけなくなる。それだけじゃない。ただでさえ人間関係を築くのが得意じゃないから、少し無理をしてみんなに合わせなくちゃいけないのに、休んだらその人間関係が全部崩れる。もちろん親にだって怒られるし、誰かに迷惑をかけるのも事実。
    休むのが怖いんです….。そんな自分を変えたいっていう気持ちは、あるんです。でも、休み方がわからない。
    >>周りを気にする必要はありません。
    ときゃんさんは仰りますが、それでも誰かに迷惑をかけたくない。けど迷惑をかけない休み方がわからない。
    こんなに周りを気にしたり、休めない自分を変えたいです。どうすれば休めるようになりますかね…

  3. schedule2025.03.20

    きゃん

    ☆ぎうさん
    コメントありがとうございます!

    とても壮絶な人生体験!お話を聞かせてくれてありがとうございます。
    ぎうさんは7年間ゆっくりお休みされ、その結果「自分」を取り戻せたのですね!
    今回のコラムにぴったりの体験談です^^

    やっぱり、勇気を出して休むことって大事ですよね。
    でもそれを恐れている人が、世の中にはたくさんいるんだと思うんです・・。
    ぎうさんの言う通り、焦らずゆっくり、お休みしながらでいいですよね。

    今、次の人生の扉が開きそうとのこと。まだまだ人生これからですね!
    お互い楽しんで生きていきましょうね^^

  4. schedule2025.03.20

    ぎう

    こんにちは。
    休むに賛成です!!
    私は幼少期から家庭の事情で、自分の思うようにできませんでした。
    中学の卒業を待たず、年齢をごまかし働いて、働いて、時々遊んで。
    20代後半「これで食べていけるっ。」という職に出会い、働きながら高校へ行き、習い事も並行して頑張っていました。
    そんなある日、体調が変・・・まさかの「癌」です。
    仕事も、学校も、習い事も全てストップです。
    とにかく同じ年の子と同じくらいにならないと、と突っ走っていましたか。
    でも、休みを余儀なくされ「自分はダメな人間だ。」と落ち込むばかり。
    その後、体調がもどりまた無理をする生活へ。
    そんなことを繰り返し、今度は精神科へ行くことになったんです。
    「休んでください。」と繰り返し言われることが「苦痛」でした。
    でも、もう一歩も前に進めない状態になり、7年間全くの休戦状態へ。
    今、人と比べることはありません。
    むしろ、休んで体調と、一番大切な「自分」を取り戻せたんです。
    振り返るから分かるんですが、頑張っても急いでも人と何一つ劣りません。
    生きるとは、実にゆっくりで、時によそ見をしてみたり、寝転んでみたりですね。
    私は今、次の人生の扉が開くところにいます。
    無理しなくても、急がなくても、頑張らなくても、いい人でなくても、それは必ず来ます。
    その時、立ち上がれる人であればそれでいいのだと。
    だから時には「鼻風船」をふくらまして、風に吹かれてみるのもいいのではないでしょうか。

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