ビフォーアフター~環境が変わること~
visibility1,231 edit2015.12.02
こんにちは。くわです。
突然ですが、みなさんは新学期・新年度は好きですか?
新生活のスタート、1月とはまた違う新たな1年の幕開けなど新しいことばかりでわくわくするかたもいるかと思います。
ですが、私自身はそんな新たな1年が嫌いでした。主に人間関係になりますが今まで築きあげたものに別れを告げて、また一から関係を作り始めるということが人見知りで心を開くのに時間のかかる私には不安でしかなかったのです。
毎年新学期が訪れる学生生活を終えると、社会人生活が始まります。ということは、4月がきたとしても周りの人間がすべて変わることはなく、会社を辞めるという選択をしない限りはおなじみの環境にいられるわけです。(部署移動などもありますがそこはあえてスルーします)
私は新しい環境というものが嫌いだったので、絶対に会社を辞めるもんかと思っていました。 ずっとこの会社で働き続けようと思っていました。
思っていたのに会社を辞めていました。あんなに新しい環境が嫌いだった私が、自ら環境を変えようと会社を辞めました。
会社を辞めた理由は後日別のブログでお話しようかと思います。 今回は転職という環境変化を体験して私自身がどう変わったかをお話いたします。
ビフォー~食品会社に勤めていたころの私~
通勤する際に歩いて会社に向かいますが、歩いているときの目線は下でした。なので顔もうつむきながら通勤していました。表情は暗く死んだような顔、口角は常に下がっている、目は死んだ魚の目。とにかく明るいのあの字もありませんでした。
そしてマスクが手放せませんでした。いわゆる伊達マスクです。 もちろん風邪やインフルエンザの予防もありましたが、冴えない顔を見られたくない、表情を読み取られたくないと毎日マスクをしていました。夏だろうとしていました。
仕事中は1人仕事がメインで、たまに以前所属していたグループの作業を手伝ったりしていましたが、基本的に黙ってただ作業を進めていました。先輩や後輩と雑談や冗談などは一切出来ませんでした。
「そんなぐだぐだしゃべってる暇あるんならもっと仕事をテキパキとこなせよ」
「私にヘルプ入ってもらうことのないように仕事終わらせろよ」
と心の中で毒づいていました。仕事の話以外一言も話さない日もありました。
休みの日も、1日ずっと寝て過ごしていました。1人で出かけることはありませんでした。友達と約束をしているときだけ外出していました。
そして、当時の私はその楽しいはずの友達と会うということが怖かったのです。
「楽しい時間」というのがこわかったのです。
楽しい時間を過ごしているときは何とも思わないのですが、その時間が終わった後の気持ちの落差が尋常じゃなかったのです。ネガティブパワーが勢いを増して私に襲ってくるのです。
その落差が嫌で楽しい時間を作りたいけど作りたくないという相反する気持ちを作っていました。だから人と会うのがつらかったのです。
アフター~転職をした今の私~
まずは、歩くときにうつむくことが無くなりました。表情も死んだような顔ではなくなり、口角もあげていようと意識できるようになりました。
そしてマスクをしていなくても通勤や外出をしています。冬になると寒さ、病気対策としてマスクをしていますが、それ以外ではマスクをしなくなりました。
今の仕事は、1人ですることが少なく、基本的にチームプレイの業務になります。
黙々とこなすこともありますが、仕事の合間に雑談をしたり、後輩のツッコミが聞きたいがために先輩方と一緒になってボケたりと和気あいあいした時間を過ごしたりしています。
もちろん、問題が全くないというわけではありませんが、人と仕事以外の話ができる余裕があります。
休みの日も、楽しい時間がこわく感じなくなりました。1人でもふらっと出かけたりしています。
今でもダラダラと休みの日を過ごすことはありますが、気持ちがふさぎこむことは少なくなりました。
環境を変えた結果
仕事でもプライベートでも笑うということが増えました。
そして、ココトモに参加して自分の世界を広げよう、新しい出会い・環境に触れてみようと思うようになりました。
以前の私ならこんなことは思わなかったでしょう。
もちろん、環境を変えることは勇気が要りますし、大変なこともあります。うまくいかないこともあるでしょう。
でも今いる場所、環境が全てではありません。いろんな人がいるようにいろんな世界があります。
そんな世界を知らずに今が自分の全てだと思うのは勿体ないです。
すぐに良い方向に変わることは難しいですが、こうやってネガティブから少しポジティブに変わった人間もいます。
つらくて環境を変えようとすることを逃げだという人もいるでしょう。
でもそんなことをいう人の言葉を気にしてはいけません。「つらい」のものさしは人によって違うのです。
あなたがつらいと思ったらつらいんです。
人生の分岐点がきたら、自分の考えを第一に選択してください。たとえその選択が悪かったとしても絶対にその経験が活きてくるときがきます。
私もあそこでもう一つの方を選べばよかったと後悔することがあります。でも自分が選んだ方の意味を必死になって見出そうと努めています。自分が選んだことだから。
環境を変えようかと悩んでいる方の参考に少しでもなれば幸いです。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
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