自分の感受性くらい
edit2015.03.09 1,317
こんばんは(*^_^*)
3月も半ばになり花粉症の時期がきました( ;∀;)しかし僕は鼻プッシュのお薬を購入して、今年も花粉症と戦おうと思います(笑)花粉症で戦っている皆さん、共に頑張ろう●~*
さてさて、今日は僕のおススメの一冊を紹介させてください
・・・皆さんは「茨木 のり子」という詩人をご存知でしょうか? 僕がこの人の本を購入したのは、職場の尊敬する人(今後Wさんとします)の影響でした
Wさんは僕が今の職場で働き始めて新人の職員の研修時の研修担当としていました。!
その研修は新人の職員で、あげられる色々な題材に対してグループで討論する、というものでした。その時にWさんは始めに、「この研修では失敗していい!」と投げかけてくださいました。
その言葉の通り、僕は失敗に臆することなく積極的にその場で手をあげたり、日々仕事に対して思うこと等、沢山の発言や想いを語りました。
それとともにグループでの語りの合間合間にWさんは福祉について、また哲学的な話を僕たちにしてくださいました。
1日という短い時間だったけど、僕はその人にとても興味を持ちました。
・・・その研修から数日後、職場で施設長に「Wさんが電話で君のことを凄いほめてたよ(*^_^*)すごいリーダーシップだったんだって?^^」と言われました
自分自身がいいなーって思う人から褒められるってとっても嬉しい気持ちだなーって思いました☆彡
そしてその数日後、職場に一本の電話がなりました。その電話の相手はそのWさんでした。
その際にこないだの研修のことに対して「君の動きは素晴らしかった。そのことは施設長にも伝えといた。」と言われた。本当に電話口でうれしい気分になったことを覚えています。
そんなこんなで月日が流れたある日、職場に着いて建物に入ろうとした時、たまたま前を通りかかった人がいた。
「あれ?(。´・ω・)?あのひとどこかで・・・」と思った瞬間、向こうも「おっ!」という顔をした。
そうそれはWさんでした。そして招き猫のように手招きをされて・・・笑
すこし立ち話をしました。その際に以前電話を受けた際に、僕に読んでもらいたい本があるといっていた。
その本というのは、「茨木のり子」という詩人の本でした。
その中でもWさんは感受性のを謳っている詩を僕に勧めてくれた。Wさんは熱いまなざしと言葉でその詩を僕に向かって読んでくれました。
その時Wさんが教えてくれた詩がずっと自分の中で生き続けています。
それと共に、仕事で少しへこむとき等に思い返したりしています。
「自分の感受性くらい」
ぱさぱさに乾いていく心を
人のせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもがひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
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