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一緒に対処を考えてほしい 助言は話をしっかり聞いてから
20代前半 男性

数年前レイプされたこと、その後のこと未だ立ち直れずにいます。

閲覧数1552 コメント数4 personきの edit2023.06.16

私は、十数年前に性同一性障害だということに気づきました。生まれ持った性は女性ですが、それに違和感があり、男になるため治療をしています。
とある会社で働いていた時、ある1人の男性に出会いました。(以下Aさんとします)私は、最初はAさんを男友達だと思っていたものの、話を聞いてみると、その人は私と逆。つまり、男性の体で生まれてきてしまった女性だというのです。私は最初、似たような境遇の人がいると少し安心感がありました。
私は、FtMであることを公表し、会社でも男性社員と同じ立ち位置で過ごしていたのですが、Aさんは公表しておらず同じように男性社員として過ごしていました。ただ、やはりAさんも男性として過ごすのは苦しかったのでしょう。出会ってすぐ、私は毎日のように仕事終わりAさんの相談を聞く関係になっていました。
当時、お互い彼女がおり、私自身ただの友人としか見ていませんでした。ですがある日、いつものようにAさんの相談に乗っていると、終電間際の時間になっていることに気づき、Aさんに急いで帰るよう提案しました。私は、会社から歩いて帰れる距離に住んでいたのですが、Aさんは会社から電車で40分程のところに住んでいたのです。
ですが、Aさんが急に帰りたくないと言い出しその場でうずくまってしまいました。私も家に帰って家事などがあったのでAさんの手を引き、急いで駅まで連れていきました。ですが、電車が来た途端、Aさんがまだうずくまり、電車を見送って「なにもしないから、泊めて欲しい」と言いだしました。タクシー代を渡そうと思ったのですが、給料日前で手持ちがなく、とりあえず彼女に今の状況を連絡し、泊めることになりました。

家に着き、お風呂に入り、私は疲れもありすぐに寝てしまいました。夜中、体に違和感があり起きてみるとAさんが私の体を撫で回し発情していました。最初は寝ぼけていて何が何だか分からなくなったのですが、さすがに服を脱がされた時、状態を理解出来ました。私は、必死に抵抗し、何度もAさんを蹴るようにしてもがきましたが、元々力が弱かった私では、抵抗虚しく気づけば行為が続いたまま朝を迎えていました。
朝アラームがなり、Aさんははっとして、お風呂に入りました。私は、そういうことがはじめてだったということもあり、ただ呆然としていました。
会社を休む訳にもいかず、痛みを堪え準備をし会社に向かいました。体の痛みが酷かったため、電車で向かったのですが、Aさんがその際、「本当にごめん。こんなことになるつもりじゃなかった。」と人目を気にせず泣いていたのを覚えています。この時点で警察に行かなかった、私の考えが甘かったと今では思います。
私は、彼女がいるにもかかわらず本意ではなかったとはいえ、彼女すら許さなかった体に触れることを、他人にさせてしまった自分に嫌気が差して自暴自棄になっていました。その後Aさんは、ことある事に家に勝手に入ってきては、無理やりそういった行為をするようになりました。そしてしばらくして、私は何故かAさんに変に安心感を抱くようになりました。そして、私は彼女と別れAさんとお付き合いをするようになりました。後に精神科でストックホルムだったと言われました。
元から性欲も性の知識もなかった私は、Aさんの好みだったらしく、毎日のように、「私の好みに調教してあげるね」と道具を使ったり時には、叩く首を絞めるなど今考えるとゾッとするような行為が続いていました。ですが当時の私は、叩かれる、首を絞められるとそれがAさんの愛情表現なんだと思ってしまっていました。
時には、ゴムをせずにそういった行為をされることもありピルの影響で体調をよく崩し、会社に出勤出来ない日も多かったような気がします。ですが、元が実家暮らしだったAさんが家に居座るようになり、出かける時や食事など基本私がお金を出していたためお金が足りず、私は副業を始めることになりました。最初は飲食店でのアルバイトをしていたのですが、Aさんが「ガールズバーで働きたいから、先に入って紹介して欲しい。」と言いだしました。当時私はAさんの言うことを聞かないと愛想をつかされてしまう。Aさんがいないと生きていけない、そんな考えだったため、性別をいつわり、ガールズバーで働いていました。ですが、Aさんは紹介した途端、「自分はガールズバーで働きたいけど、あなたが他の男と話しているのを見たくないからやめて」といいガールズバー辞めさせました。ただ、会社のお金だけでは足りず、私は風俗でお金を稼ぎ、Aさんの食費や服やデート代にあてていました。
ですがやはり、私の心が男であることに変わりはなく、風俗のような自分を女として売る仕事が苦しく、Aさんに「お金が足りなくて、風俗で働いていた。もう限界だから別れて欲しい」と伝えました。ですが、その日Aさんは怒り私を以前のようにめちゃくちゃに犯した後、「そんなにお金が好きなんだね。でも、あなたは私がいないと生きていけないんだから、別れてあげないよ」といわれました。

結局そんな生活が1年ほど続いた時、私が会社の研修で数ヶ月東京に行くことになりました。それまで私はAさんがいないと私はダメになってしまうと思っていましたが、新しい環境で新しい仲間と仕事をし、自分の異常性に気づき改めてしっかりとAさんとお別れしました。

その後Aさんは、私の家の前で待っていたり、退勤時間に待っていたりとストーカーのような事を始めました。そして、付き合っていた時のお金を返したいと連絡が来ました。私は、無理に返さなくて良いと言ったのですが、これは私が返したいからと少し色を付けてお金を返してきました。これで完全に縁が切れると思ったのですが、そう簡単ではありませんでした。
お金を返し終えた時、改めて縁を切りたいと言ったところ、激怒し社内で私のあることないこと噂を始めました。「あいつにお金を騙し取られた」「あいつは風俗で働いているクソ女だ」「あいつは私と(当時付き合っていた)彼女の中を切り裂いた挙句、弄んだ」「彼女のことが好きだったのに、あいつに言い寄られて別れざるをえなかった」と。さすがに上司にもわざわざ言いに行くなど、行動が酷かったため、返されたお金を全額手渡しし、これ以上関わらないようにと誓約書を書いてもらいました。
その後もしばらくAさんは自分が被害者だと社内で主張していましたが、Aさんは私と付き合っていた時、私が他の人と話しているだけで話し相手を睨んだりちょっとした嫌がらせをしたりしていたので、皆Aさんの話はあまり信じていないようでした。
今は仕事も変え、Aさんも県外へ言ったので関わることはありませんが、未だにSNSで私の悪口を言ったり、被害者主張を続けていると友人からたまに連絡が来ます。
私は、Aさんとのこともあり今お付き合いしている方とも夜を迎えると稀に過呼吸を起こしてしまったり、フラッシュバックがあって鬱々とする日が続いています。
ただ、私が判断を間違えなければ、Aさんも加害者になることはなかったのだと、ある意味私も加害者なのだろうかと自分を責める日々です。どうしたらこの苦しさはなくなるでょうか。
長々とお付き合い下さりありがとうございました
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コメント一覧

  • refresh約10ヶ月前
    退会したユーザー
    はじめまして、てるといいます。

    きのさんは何にも悪くない。

    きのさんが、どういう判断をしたとしても、Aさんはあの手この手で狡猾にきのさんを利用してきたことでしょう。

    きのさんはぜんぜん悪くないです。
    • refresh約10ヶ月前
      きの 20代前半 男性
      てるさん、はじめまして。
      コメントありがとうございます。

      そう言っていただけて嬉しいです。まだすぐに、自分を責めるのをやめることはできないとは思いますが、そう思ってくださる方がいらっしゃると言うだけで心の支えになります。本当にありがとうございます。
    • refresh約10ヶ月前
      退会したユーザー
      ちょっとでも気持ちが楽になったみたいでよかったです。

      ストックホルムだったと話してくれましたよね。その時のその状況がそう判断させてしまったんですよね。
      それから、勝手な想像をして申し訳ないけども、性同一障害のことで抱えてきた心の葛藤や、育った環境で形成されてしまった心の空白がそのように判断させてしまうきっかけだったりもするのでは?って感じたんです。

      もしそうだったら、Aさんとの出来事の中でのきのさんの判断は、きのさん個人に原因があるというよりも、これまでに関わった多くのことが原因になってるんじゃないのかなーって思ったんです。

      だからそういうところからも、きのさん個人を責められるものじゃないって感じています。

      責めてしまうのをやめることをそう簡単にはできないかもしれません。ストックホルムがそうであるように、脳が勝手に考えや精神をいろいろとコントロールしてきますもんね。

      でもストックホルムが終わったように、いつかきっと責めることをやめられる時が来ると思います。

      許してあげる日がきっといつか来ると思います。そもそも、きのさん個人に罪はなかったんですから。そもそも、許すも何もなかったんですから。
    • refresh約10ヶ月前
      きの 20代前半 男性
      ありがとうございます。本当に、ありがとうございます。
      僕も自分を責めなくていい日が来ることを、ちゃんと笑える日が来ることを願っています。てるさんに話を聞いていただけて、それが少し近づいたような気がします。ありがとうございました。
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