ただ話を聞いてほしい

私の家庭環境に関するひとりごと
visibility20 edit2025.10.09
父は私が中学2年生あたりの頃に離婚。理由は色々。退職を繰り返し、挙げ句の果てには働かずパチ通い、極め付けは母の名義で借金をしていた。
父から見た私は大層可愛げのない子だったようで、母が夜勤や残業で帰ってこない間、少々できの良かった弟と比べては「お前は馬鹿だから」「疫病神」などの言葉を私に投げかけてきた。
それを知っていた母は、離婚後から今まで私をそれなりに甘やかしてくれた。大学にも行かせてもらえて、幸せだと思っていた。
が、最近全く家に帰ってこなくなった。仕事が忙しいのだろうか。大学生だし、自炊や身の回りのことは自分でできる。寂しいなんて言う歳ではない。
しかし、今ではすっかり学校も行かずに深夜に騒ぎ出し、誰に似たのだろうか、私の財布からお金を抜き取り未成年でありながら悪友とパチ屋に行き、「俺は稼いでいる」とこちらを見下す。
家を散らかし飯を食い尽くす姿に、少しこちらが注意などをすれば癇癪を起こす弟と二人で過ごす毎日に精神がすり減っていった。
母に助けを求め、叱ってもらったこともある。でも、自分の事しか頭にない弟にはまるで話が通じなかった。
ある日、珍しく帰ってきた母は妊娠していた。家に帰ってこなかったのは相手の家にいたから。
知らない間に新しい家庭を築いていたのだ。
私には、手に負えなくなった弟を見ないフリしたようにしか思えない。
「もう大学生で、数年したらきっと彼氏と結婚して家を出るだろうから」と母に言われた。
遠回しに「もうじき出て行くのだから関係ない」と思われた気がしてならなかった。
4月に20歳差のきょうだいが産まれる。
私は性格の悪い人間だから、「おめでとう」と素直に言える練習をしなくてはいけないだろう。
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