無関心とは、絶望的な言葉か?
visibility2,175 edit2017.12.11
この前、友人とこんな話題が出ました。
無関心とは、プラスでもマイナスでもない状態。だから、やり方次第でプラスにできる。
美輪明宏さんが、愛の反対は無関心と言われていました。
そのことと、何だか矛盾するな…と思いました。
この矛盾について、少し考えてみました。
美輪さんが仰られている「無関心」とは、気に留めない、存在を否定するというニアンスがあるのかなと思います。
”知らない”のではなく、気に”留めない”とか、存在を”否定する”ならば、それは相手の存在を前提としています。
意識的に”関心”を”無く”しているんですね。
一方で、無関心には「それほど重要でない」という意味もあります。
冒頭の話は、そのパターンですね。
重要でないから、評価にはプラスもマイナスもない。
だから、相手の関心を惹ければ、評価をプラスにできる。
無関心=存在否定ではないんですね。
美輪さんが仰られている「愛の反対は無関心」とは、無関心ではなく、存在否定なんですね。
意識からも消したい…究極の嫌いなんですね。
意識からも消したいということは、それを”意識”しています。
つまり”関心”があるということ。
言葉尻だけ見れば、”無”関心ではないということなんですね。
愛とか何とかの話がしたいわけではありません。
ものは考えようであり、見方・捉え方次第というなんだなという話。
出会った瞬間、存在を知った瞬間、
その存在は無にすることはできないということ。
プラスかマイナスしかなく、マイナスならばプラスにできるということなんですね。
考えていたら、なんか希望が湧いてきました。
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