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「復職から退職に至るまでの流れは完全に自分の責任です」が、10月末に復職したタイミングで、現職のオファーが来ました。
受諾するか悩みましたが、結果、退職届は11月末に提出しました。最後の最後まで、本当に提出するか悩みっぱなしでした。
自分を誘った人本人から「もう長居してもいい事ないかも」と言われた影響もあります。
結局退職を決めたのは自分自身なので、言い訳のしょうもないのです。
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教えていただきありがとうございます。毎日様々な思いに悩みながら出された結論だったのですね。
誘ってくれた人の影響は大きいでしょうから、「長居してもいいことない」なんて言われたら退職を選んでしまうのも無理はないと思います。
しかし、死にたくなるほどの後悔をお持ちとのことで、そこはメンタルや体調面がとても心配になってしまいます。
前のお仕事はそれほどにぼだいじゅさんにとって大きなものだったのかと察します。
どのようなお仕事をされていたのでしょうか。また、それはぼだいじゅさんにとってどのようなものだったのか、思いなどもお聞きできれば幸いです。
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前職はとある分野の出版事業でした。
この分野は、学生時代から専門として学んでおり、興味関心のままに専門性を活かせる余地が沢山ありました。
ライフワークとも合致していた仕事で、少し同僚や先輩とウマが合わない程度で投げ出すべき業務ではなかったハズなのに、と悩んでしまいます。
何をやったるんだろう自分は、と責め立ててしまいます。
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先輩との人間関係にも相当悩まれたと思いますが、それでもご自身の専門であること、ライフワークと合致した仕事内容だったこともあり、なんて選択をしたんだろう、と責めてしまっているのですね。
今、ぼだいじゅさんの中にはどんな後悔があるのでしょうか。
退職を選ばなけれなよかった、というのはもちろんあると思いますが、
あの時こうしていれば、とか、今ならこうするのに、とか。
ぼだいじゅさんの中にある“後悔”を聴かせていただければ幸いです。
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まず、真剣に業務に取り組みます。
浮かれた気持ちを捨てて、ミスがないよう集中します。
責任感を持ち、ゆくゆくは自分が主体的に業務を回すのだ、という意識づけします。
プライベートも多少犠牲にし、仕事を覚える時間に充てます。
ともかく先輩からダメ出しが来ないよう細心の注意を払い、文句なく独り立ちできるよう最初から心かけるべきでした。
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おはようございます。お返事が遅くなってしまいごめんなさい。
昨日はよく眠れましたでしょうか。
ばだいじゅさんの後悔のお気持ちを読ませていただき、私も胸が苦しくなりました。
これは私の話で恐縮なのですが、現在ぼだいじゅさんとほぼ同世代の35歳。
幼いころからバレエやダンスを習っていて、18歳で芸能事務所に所属し、ゆくゆくは舞台の道に進みたいと思っていました。
が、過酷すぎるスケジュールと取引先との人間関係、ほとんど支払われないギャラに悩み、所属からわずか2年、二十歳で逃げるように退所してしまいました。
その後はひたすらアルバイトの日々。芸能とは無関係の仕事です。
たまにテーマパークに遊びに行くと、パレードに昔の事務所仲間が出演しているんです。
道路を一本挟んで、演者と客。
あの時もっと頑張っていれば、私もあちら側に行けたかもしれないのに。
なんで途中で諦めてしまったんだろう。なんて愚かな決断をしてしまったのだろう。と、
焦燥感のような敗北感のような、まさに「心に穴が開く」ような気持ちで最後までパレードを見ることが出来ず家に帰ったことを思い出しました。
すみません、自分の話ばかりになってしまいましたが、ぼだいじゅさんの今のお仕事は、商品知識がないと伺っていましたが
前職とはまた業界が別のお仕事なのでしょうか。今のお仕事についても伺えれば幸いです。
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ああ、それは本当によく分かる気持ちですね。そうですね、自分も、仕事への未練というより、その界隈に居られている自分への未練という感じでしょうか。
憧れの世界を自ら断ち切ってしまった自分への激しい怒りが消える事がありません。
業界としては、広い意味では同じなのですが、前職がアナログな出版だったのに対し、現職はデジタルな動画配信です。権利周りの仕事が多く、やり甲斐を感じ辛い状況だったりもします。
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いったん離れると、なんだかその仕事(私にとっては芸能界)がものすごく遠い世界のように私は感じてしまって、戻りたいのになんとなく戻れない、という気持ちで過ごしたのですが、ぼだいじゅさんは今どんな風に前職を捉えられてますでしょうか。
同じ出版といっても、扱うもので随分と必要なスキルや知識が変わってきそうですね。
前職ではどんなことにやりがいを感じてこられたのでしょうか。
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出版は、大学で学んだことの延長線上にありました。
自分がやってきたことが無駄になってないような気がして凄く嬉しかったのです。
また自分がライフワークとして続けている趣味にも通じるものがあったのがとても良かったのです。
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きっと毎日とても充実感があったのだろうな、と文章を読ませていただき想像しておりました。
さて、「後悔の気持ち」についての対処法について話します。
これも私の話で申し訳ないのですが
芸能界を辞めたあと、アルバイトしていた飲食店でフルタイムで働くことになりました。
芸能界に戻る選択肢はその時なかったので(後悔はありながらも、当時は戻る気にもなれなかった)、
何かの本のタイトルにもありましたが「置かれた場所で咲こう」と決めました。
次は絶対に後悔するようなことはしない。
何があっても絶対に諦めない。
もう二度と手を離さない。
誰よりも日々の仕事を全力でやろう。
それしか自分に残された道はない。
と思って取り組みました。
現場の仕事を全力でやった結果、社内の研修講師の仕事を任さるようになったり、従業員の相談に乗ったりする立場に抜擢され、それも全力でやり抜いたらいつの間にか自分で起業して、カウンセラーという仕事に流れ着きました。
この仕事は元々興味があったことではありませんでしたが、この仕事に出会えて良かったと心から思っています。
それは飲食店で粛々と働いているだけでは得られなかった知識や人脈、可能性、収入が得られているからです。
少し小難しい話にもなりますが、キャリア形成に関する考え方に「プランドハップンドスタンス」という理論があります。
これは「キャリアというものは偶然の要素によって8割が左右される。偶然に対してポジティブなスタンスでいる方がキャリアアップにつながる」という理論です。
そしてもうひとつ、これはスティーブジョブスのスピーチの中に出てきた言葉です。
「(略)繰り返しですが、将来をあらかじめ見据えて、点と点をつなぎあわせることなどできません。できるのは、後からつなぎ合わせることだけです。
だから、我々はいまやっていることがいずれ人生のどこかでつながって実を結ぶだろうと信じるしかない。運命、カルマ…、何にせよ我々は何かを信じないとやっていけないのです。私はこのやり方で後悔したことはありません。むしろ、今になって大きな差をもたらしてくれたと思います。」
芸能とカウンセリングは一見繋がりはありませんが、SNSで自分を広報するのにこのキャリアは大いに役立っていると感じています。
すみません、あまりお答えになっていないかもしれませんが…少しでもお役に立てれば幸いです。
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ありがとうございます。大変救われる投稿でした。
ただ、自分が今目の前の仕事に熱心になる気がならないのは、既に似たような経験をした想いがあるからです。
出版社→エンタメ業界→出版社→エンタメ業界(イマココ)と、渡り歩いております。
せっかくまた出版社にたどり着いたのに、あまりにも簡単に仕事を放り投げてしまいました。勿体無さ過ぎました。
またエンタメ業界で何年か働くかと思うと、同じ事の繰り返しで、気が遠くなってしまいます。これもまた、頑張る気になれない理由だったりします。
しかし、仰る通り、目の前の事に一生懸命になるしか無いのはもっともです…。分かってはいるのです、が。。。
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出版社①→エンタメ①→出版社②(リファラル入社)→エンタメ②(現職)
ということですね。
やるしかない、と思いながらも、ぼだいじゅさんの中で今一つその気になれない何かを感じておられるのですね。
出版社①→エンタメ①の時は、何かあったのでしょうか?
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補足、ありがとうございます。
①でやはりパワハラを受けておりました。小さな規模の会社だったので、回避のしようがなかったのです。
こう考えると、ちょっとした厳しい指導(自分にとってはキツいのですが)があるたびに、頭がいっぱいいっぱいになり転職をしています。もう少し、やり過ごす方法を探さないといけないのでしょう…。
しかも、今回は部署変更という形で会社が回避してくれた訳で、何も自分が焦って動く必要は無かったのです。
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小規模の会社となると恐らく部署数や部屋数も限られますから、逃げようもありませんもんね。
出版社②については部署異動という対応はしてくれたようですが、それ以外に何かヒアリングなど具体的な支援はあったのでしょうか。
休職中も退職に至るまでも、ぼだいじゅさんがおひとりでずっと考えておられたのかと気になりました。
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いや、これも自分が思い詰めてしまっただけですし、最後の最後に退職について上司にも相談しました。
「まだ(適応障害からの病み上がりなんだから)動かない方がいいのでは、また同じ事になるよ?」「その職種だったらウチの会社でもできるよ」など言ってくれ、その言葉を大事にすれば良かったのに…!
実はもうそのタイミングだとオファー受諾のサインをした後で、改めて書類のオファーを覆すのは非常にしんどい気持ちがしたため、結局、流れに従ってしまいました。
あそこでも、オファーを断ることはできたと思います。本当に後悔しています、
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なるほど、そのようなやりとりがあったのですね。
一般的に適応障害や鬱などメンタルに不調をきたしている時は正常な判断ができないのが特徴です。
「自分」が間違った決断をしたのではなく、適応障害がそうさせてしまったのだと思います。
すみません、業界のことがあまり分かっておらず恐縮なのですが、ここからまた出版業界に戻る(転職)となると、難しかったりするのでしょうか。
(人気の業界なので新卒で入るのは大変と聞いたことがありました)
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そうですね…1番可能性があるのは出戻りでしょうか。しかし、それでも、あまりに短期に離職したので印象は非常に悪いと思いますが。
実は前の職場の上司と既にお茶するコンタクトは取っていて、いずれ会える予定です。そこで、この話を滔々とできればと思っています。それが無いととても前に進めそうにありません。
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お返事が遅くなってすみません。
前の上司の方とお会いする約束があるのですね。
きっとぼだいじゅさんをご心配なさってのことなのかなと推測します。
是非、今のお気持ちをお話されてみてください。
短期間での出戻りに対するお気持ちもあろうかと思います。
今は、アルムナイ採用といって企業が出戻りの社員を再び採用するという動きが広まってきております。
昨今の人材不足や終身雇用の終焉により注目されてきている制度です。
自分がいた会社のことは、外に出てみて初めて分かることも多いと思います。
また戻りたいと思う気持ちに無理はありません。
せっかく上司と会えるチャンスですので、是非気持ちをお伝えになってみてください。
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アルムナイ制度は昨今の流行りではありますが、やはり余りにも退職の仕方が悪かったとしか思います。
もう少しきちんとした勤務をしておけば良かったと反省しかございません。
とりあえず、今の仕事をきちんとこなす事を続け、いずれ出戻りのチャンスがあれば捕まえたいと思います。
会社員をやる上で、1年や2年のスパンは大したこと無いと考えなくてはならないですね。
焦る気持ちはどうしようもありませんが、苦しくて苦しくて仕方ない自分と、向き合いながら、ジタバタしようと思います。