人って、なんでこんなにもあたたかい。

 

お久しぶりのブログ更新の雪灯です。なかなか気持ちの整理がつかず(ティーンズプレイスでのことも含めて)、ブログも書く気になれなくて距離を置いてしまっていましたが、書こうと思ったテーマが頭の中から消え去らないうちにと書くことにしました。

パニック症と闘うということ

実は、私は先の年末にパニック症の診断を受けました。発端は12月初めの通学の電車内、早朝で眠ろうとした時の理由もない突発的な恐怖感でした。無理やりに眠ろうとしても眠れない、恐怖が心の底にはりついて消えない、大学に着いた時には呼吸が速くなっていることがわかりました。ただその1日だけで終われば良かった。でもそれは数日置きに、突発的に起こりました。

あまりの不安と恐怖と、周囲への申し訳なさに長い時間泣いたこともあります。元々が不安症な部分もあるので、今も緊張することやちょっとした不安でも過剰に反応してしまい、連鎖的にパニック発作を引き起こしてしまう時もあります。

私にとっては、パニック症は随分脅威なものです。そのせいで外食も行けない、大学に行くこともバイトに行くことも怖い、過去のトラウマでもある食事がどうしても恐怖の対象になりがちで、そのトラウマを持った当時のように食べたいものより先に分量を考えてしまうようになりました。闘うしかないのだろうと、自分自身とゆっくりでも向き合う必要があるのだろうと、今は思っています。まずは大学春休み、発作が少なくなればと思いながらゆっくり生活しているところです。

助けてくれたのはいつだって

いちばん最初にパニック発作を起こした時は、ちょうど月曜日の1限目。その時間は、体育実習の授業でした。頑張って呼吸を落ち着かせようとしながら、更衣室に入って着替えて体育館へ行って。どうにもできなくなって、体育座りの膝に顔を埋めながら壁にくっついていたんです。気づいてくれたのは、私の好きな雑貨屋さんの話でよく盛り上がっていた友人でした。

『大丈夫?? なんかできることある??』

すごく救われた気持ちがしました。なんとなく、人肌に触れていたくて、背中をさすってもらうように頼みました。彼女はいろいろな話をしながら、大丈夫だと言うまで私の背中をさすっていてくれました。その直前の時期にいろいろな話をするようになった人でしたが、何かと助けてくれる彼女には本当に感謝しています。

 

それから、サークルの友人たちにも。

同じ学部の友人たち2人はクラスが一緒、加えてどちらかがどの授業も必ず一緒に受けることになっていました。コンピュータをいじる授業で不安で発作を起こしかけた時に隣の席から手を繋いでくれたり、昼食が不安で食べられなくなった時はそっと背中をさすっていてくれたり。

違う学部の友人は、反動的に人肌恋しくなった私とよくハグをしてくれました。『ごめん、さっき発作起こしかけて怖かったんだ』というと、『そっか、大丈夫か?? 雪灯頑張ったね』って背中をさすってくれる彼女にも、頭が上がりません。何かと気を遣っては助けてくれる彼女は、本当に頼りになります。

最悪の事態

そして、クラスの人にも本当に感謝しています。

かなりの確率で発作を起こしていた、例の体育実習の授業の時のことです。冬休み前最後の週のその授業中に、初めてタイミング悪くパニック発作を起こしてしまいました。

バスケをしていて、ちょうどチームで分かれて試合をしているところでした。いつも一緒にいる友人のうち2人が、別のチームではありましたが同じコートで試合をしていました。ただそれを観戦していただけなのに、不意に恐怖に襲われて。試合が終わって近くに戻ってきた友人のひとりに、『ごめん怖い』とすがりつくようにしてしまったことを覚えています。

その子は次の試合にも出なければいけませんでしたが、『ちょっと私抜いて試合しててほしい』と言って継続して背中をさすっていたり、手を繋いでいてくれました。恐怖よりも申し訳なさが先にたってきて、『なんで今、発作起こしたんだろう』『ごめん、ごめんなさい』を繰り返しながら私は泣きました。近くにいたクラスの子が、友人に『代わるよ、試合行ってきていいよ』と声をかけてから背中をさすっていてくれた時も、ただただ本当に申し訳なくて。『ごめんなさい』としか言えなかったんです。

同じチームの人には、何度か『大丈夫??』と声をかけてもらう度、『ちょっと休んでてね』と言ってもらう度に申し訳なさが募ってきて。それでも、ただ人数の調整が必要になるだけだからと私が気を遣わないようにしてくれたこと、本当に感謝しています。

 

結局、授業が終わる直前まで、私は泣き止むことができませんでした。ほかのコートで試合をしていた友人が来て、『ゆっきー大丈夫だよ、気にしなくてもいいんだよ』と抱きしめてくれたことも全部覚えています。ごめんなさいとしか言えなかった私に、『私はごめんじゃなくてありがとうの方が嬉しいなぁ』って言ってくれたことも。

ここの文面でしか、なかなか素直になれないけれど。みんなありがとう。

人肌ってあたたかい

私はパニック症になって、それはかなり辛いものではあるけれど、なって良かったと少しだけ思える部分があります。

それは、人は本当にあたたかいものだということを知ることができたからです。

パニック発作を起こしたり、起こしかけたりする度に、大丈夫だよと背中をさすってくれたその手も。不安な時に、ごめんちょっと怖いと声をかけると察せられたかのようにそっと、でも強く私の手を握ってくれたその手も。頑張ったねと力強くしてくれたハグも。そのどれもが、いろいろな意味であたたかいのです。私にはもったいないくらい、優しいのです。

私は多兄妹の1番上に生まれました。早く大人にならなくちゃ、誰にも迷惑掛けないようにしなきゃと思いながら生きてきて、『誰にも頼らない』ことをひとつの信条として生きてきました。『淋しい』『甘えたい』という感情を押し込めて生きてきたせいか、最近反動的にその気持ちが不意に沸き起こってしまったり、強がりで天邪鬼で頼り方も分からなかったり、そんな私だけど、本当に大切なものをパニック症になってから再確認しました。

たまには頼ったっていいんだと言ってくれる人、無理はするなと抑止力になってくれる人、時には大丈夫だと背中を押してくれる人、辛いときにそばにいてくれる人。『友人』という大切なものを、私はパニック症になって再確認しました。

 

 

 

天邪鬼で頼り方もわからないし、なかなか素直になれないけれど、いつかちゃんと、『ごめん』じゃなくて『ありがとう』と素直に伝えられるようになりたい。

私の今のひとつの目標です。

 

 

.*・゚雪灯.゚・*.

 

 

 

 

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全1件のコメント

  1. ぬい 2019/03/02 20:09

    助けてくれる人がいることも素敵だと感じますが
    その人の助けを素直に受け止められることも素敵だなと感じました
    自分のことを助けてくれる相手のことを受け入れることもなかなかできることでもないのかなと思ったりもします
    助けあいのできる素敵な関係だなと思います

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