私について

はじめまして、高校1年生のあおです。ご覧いただき、ありがとうございます。

つい最近、ちょっとした悩みがあり相談できる場所を探していたところ、偶然にもココトモを見つけました。そこで相談員募集中の字を見て、心理学やカウンセラーのお仕事に興味があったので、相談員に応募し合格をいただきました。慣れないこともありますが、誰かの力にほんの少しでも慣れたらいいなと思っています。

今回はそんな私について、私がどのような経験をしてきたのかを拙い文章ですが書いていこうと思います。(同じようなことでお困りの方の力になれるかもしれません)

 


 

生まれたとき

生まれはT市というところで、自転車一つで必要なところには行けるような暮らしやすい街でした。

私には物心ついた時から父がおらず、幼少期の写真などにも父は写っていないので、私自身色々な可能性を考えた結果、母は結婚をしなかったのではないかと考えています。

母とは普段は友達親子のような関係なのですが、大事なことや本当に思っている核心に迫るようなことは言えません。友達なら言えるのですが、母や祖母などの家族にはとても気を遣ってしまうため「何か欲しいものがある?」と聞かれて本当は欲しいものがあったとしても「特にないかな〜」と、「これとあれ、どっちがいい?」には「どっちでもいいよ」と答えてしまうのです。

多分、母に何かを否定されたことが強く残っているのだろうと思います。私には小2の頃から応援しているアイドルがいるのですが、母は悪気なく「絶対口パクやん」とか「もうこの人らも40やで?おじさんやん」などと言ってきます。好きな推しをそのように貶されたので、それ以降推しや趣味が増えているのですが母には伝えていません。テレビを一緒に見ていて推しが出てきても、本当はテレビにかじりついて見たいところを我慢して興味がないふうに装っています。

そんな風で父がいない理由も聞けず、母から話されたこともないので、父がいない本当の理由はわかりません。他の人からどう思われるのかを、すごく気にしてしまいます。

小学4年生の2学期

私は小学4年生の2学期に転校をしました。

住んでいる街も友達も大好きだったので、勝手に引越しを決められた時はとても怒りました。引っ越した先はK市という大きな都市だったのですが、家があるところはK市とは思えないT市よりも不便で山の方でした。

さらに当時、スマホを持たせてもらっていたのですが完全に親との連絡用で友達との連絡先交換などはできず、友達との関係が切れることが怖くて、母に苛立ったりもしていました。

引っ越した先で転入した小学校では無事、友達ができそれなりに過ごせていました。

小学6年生の3月

2019年の3月、私が小学校の卒業を控えているころ、学校が一斉休校になりました。外にも出られず、その頃もまだLINEなどは禁止されていたので友達と話すこともできず、さらに私は一人っ子なので話せる相手が母しかおらず、ストレスが溜まりまくっていた時期でした。

私は友達と連絡を取れないのにも関わらず、他の友達は普通にスマホが使える子が多かったのでそれを妬んだり、スマホに厳しすぎる母を恨んだりしていました。親ガチャに失敗したな、と。

この3月から5月は本当に地獄のようで、病院には行っていないので正式にはわかりませんが鬱になりかけるなど病んでいました。5月は特に、「死にたい」とは思っていませんでしたが「生きていたくない」と感じ、死ぬのは怖かったので楽に死ねる方法をふと考えてしまったりしていました。

その頃は「自分が一番不幸だ」なんて考えたりして、しかし矛盾していますが世界にはもっともっと辛い状況にある人がたくさんいることもわかっていたので、なんとか生きている感じでした。私は血液恐怖症などを持っているので、ただ単に死ぬのが怖かったのもあります。

中学1年生

やっと学校が再開したのは6月に入ってからで、中学校生活は分散登校から始まりました。私の住んでいるところは本当に子供が少ないので、中学校は1つの小学校が1つの中学校に集まる1小1中でした(例えば3つの小学校が1つの中学校に集まるなら3小1中です)。つまり小学校のメンバーとなんら変わらなかったのです。

転入した小学校で友達はできたものの、多くはなかったのでさらに3年間同じメンバーであることがとても辛かったです。転校をしていなければ5小1中で、保育所の時に友達だった子にも再会できたのにと、とても自分の状況を恨みました。

中学のクラスは2クラスで、中1の時のクラスは当時仲が良かった子が10人ほどいましたがほとんどクラスが別になってしまい、中でも私と友達2人のいつメンで私だけがクラスが離れてしまったことが大きかったです。

新しく友達を作るなどもないので、ほぼぼっちになってしまった私はほとんどの休み時間を本を読むか勉強をするかで過ごしました。

元々私は、人に用事もなく話しかけることが苦手で話題が思いつかないので、休み時間に一人になってしまうことが多かったです。理由があれば話しかけられるので、授業は全然大丈夫でした。

中学2年生

中2の時には、私が転入してきた時からずっと仲良くしてくれていたいつメンの1人が東京に引っ越すことに。私はずっと上京したいという思いがあるので、そのことと、1小1中から離れて新しく友達ができることを羨ましく思っていました。

中2のクラス替えはもう一人のいつメンと同じクラスになれ、比較的楽しく過ごせました。

中学3年生

中3のクラス替えではまたもや、当時仲良かった人とほとんど別になってしまい、中1の時と同じように休み時間は勉強か読書をして過ごしました。

中3ならば受験勉強という名目が使えるので中1の時よりかはいくらかマシでしたが、クラスが離れたいつメンの子は愛されキャラで生徒会長をやっていて生徒からも先生からも信頼の厚いタイプだったので、その子と比べて苦しくなったりもしました。

高校

高校は第1志望に合格できて中学の友達がいないところに通っていて(このことはたまたまで私が少し遠い高校に惹かれたため)友達もできました。

しかし今の部活は自分には合わなくて、辞めようと思っています(まだ誰にも言えてないけど)。

そうして部活で悩んでいた時、偶然このココトモというサイトを見つけて、ボランティアの相談員になって、それ以外のボランティアにも興味が湧きました。部活を辞めた後は、様々なボランティアに参加したいと考えています。

 


 

最近感じていることなのですが、多分私は繊細すぎるといわれるHSPなんだと思います。診断テストをすると、ほとんどが当てはまっていました。ですが5人に1人がHSPだそうなので、特に珍しくはありません。

小さい頃から、お化けや幽霊よりも人の方が怖く感じています。多分死への恐怖が大きくて、救急車やパトカーも人を救ってくれるものだとわかっているけれど、サイレンの音もとても怖いです。血液や人体の恐怖症もそこからきているのかなと思っています。

小学生の頃、大雨の夕方に1人で家にいて、外で大きな物音がしたので誰かが家に入ってこようとしてるのではないかと思い、泣きながら早く母が帰ってくることを願っていた時もありました。

ですがHSPの特徴である共感能力が高いことは、とても素晴らしいことだと思います。私自身、我ながら共感能力だけには自信があり、それからカウンセラーのお仕事に興味を持ち、ココトモの相談員の応募につながりました。

辛い時は物事の悪いところだけに目が行きがちですが、長所と短所は表裏一体というように、違った方向に目を向けてみれば小さな幸せを見つけたり、気持ちが軽くなることもあると思います。

私はそんな前向きな生き方を目指しています。

 

ここまでとても長文で自分について書きましたが、自分が合う場所で、自分のペースで無理のない範囲で取り組むことが大事なんだと思います。

今もクラスなどでの孤立は怖いですが、それ以外の場所での一人での行動は(例えば一人買い物など。今は一人旅行に憧れています)自由で自分を癒せる時間になっています。

私よりもさらに大変な環境にいる方もいらっしゃると思いますし、もしかしたら私と似たような環境の方もいらっしゃるかも知れません。

私は、一人じゃないんだよとお伝えしたいです。

家族や友達、先生、カウンセラーさん、推し、趣味など心の拠り所である人が、物が一つでもあればそれが原動力になるのではないでしょうか。

そしてここには、ココトモの相談員さんがたくさんいらっしゃいます。

私も、悩んでらっしゃる皆様のお力添えを少しでもできればいいなと思っています。

相談員として私のことを知っていただく必要があると思ったので、今回コラムを書かせていただきました。

拙い文章でしたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!!

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コメント一覧

全1件
  1. schedule2023.10.07

    なみる

    あおさん
    こんにちは。
    ココトモメンバのなみると申します。

    コラム読ませていただきました。
    ご自身の生い立ちや性格から、しっかりと自分自身を捉えていらっしゃって、とってもステキだと思いました。
    共感力をポジティブに捉えて、今後の方向性を定めている点も尊敬します。

    僕も周囲に気を使う性分なので仕事やプライベートでも人と関わるのは得意な方ですが、、実は結構疲れちゃうんですよね。
    なので、年に数回は一人旅に行きますし、週末も1人で出かけたて過ごすことが多いです。

    あおさんの夢が叶うよう、これからも応援しています!!

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