ボランティアと言われるのが嫌いな理由

連日ココトモハウス関連の記事が多く、盛り上がっている感じですが、地方の方やハウスまで   来れない人との温度差に、内輪だけで盛り上がってないだろうかと、勝手に不安を感じているTATAです。
ひねくれた性格なので、場が盛り上がっていると、1人冷めてしまい、場が冷めていると盛り上げたくなる衝動があるので仕方がありませんね(笑)
さて今日はずっと書こうと思ってたけど、うまく文章にできなかったボランティアについてです。
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●「ボランティア」嫌いなボランティや〜

私は小さい頃からボランティアキャンプなるものに参加していたり、
中高では生徒会でガンガン活動してたり、
大学時代にはボランティアワークを泊まりがけで行うワークキャンプ団体で活動していたり、
社会人になってからも休日には子ども向けキャンプでリーダーをしていたり、
いわゆる『ボランティア』と呼ばれる活動をすることが多いんですが、
私、実は「ボランティア」という言葉が好きではないんですね。
『ボランティアするなんてすごいね!』とか言われた日には、「いやボランティアとかしてねぇし‼そもそもボランティアとか嫌いやし‼︎」とか思ってイラっとしてしまいます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ボランティアとは、自主的に無償で社会活動などに参加し、奉仕活動をする人のこと。また日本では、奉仕活動そのものを指すこともある。ボランティア活動の原則として挙げられる要素は一般的に、自発性、無償性、利他性、先駆性の4つである。(wikipediaより)
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そうそう、ボランティアって奉仕とか利他性とかいう意味も含まれているからいかにも「いいことしてる」ってイメージがあるのかと思います。
・・・・・ん?よく考えてみてください。
本当にそうですか?
本当にいいことですか?
誰にとって?
それによって迷惑をこうむる人はいませんか?
嫌な気持ちになる人はいませんか?
親切心を押し付けているだけではないですか?
本当に求められている活動ですか?
そもそも奉仕って、もてる者からもたざる者へ、奉仕する側から奉仕される側と上下の関係になりますよね。
なんか偉そうやね。。。
そんなことを考えていると、ボランティアって言うことも、言われることも、はたまたそう言っている人も嘘っぽく見えてきて、「ボランティア」を封印するようになりました。
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⚫︎ビジネスの先にある理想のボランティア

それが人の為になる活動か?
ビジネスでは、それが分かりやすいと思っています。
活動に対して対価を支払う人がいる。
ビジネス(営利活動)に対しては、しっかり法整備もされている。
需要があれば(つまり誰かの役に立っていれば)お金が支払われ、そうでなければ儲からない。
お金は、選挙の投票券みないなものだという考え方もできます。
投票されない活動は支持されてない活動ともいえるかもしれません
(もちろん例外はありますが)
だから、私のボランティアのあるべき姿を考えるときには、ビジネスになるかを考えるようになりました。
本来はお金がもらえるような活動でお金をもらわない活動、それが真のボランティアなのかなと思います。
プロボノ(専門家のボランティア活動)なんかはそれに1番近いですかね
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●ボランティア嫌いになるまで

青年海外協力隊やNGOの活動を見ていると、(近年は参加型の支援が増えてきて改善が進んでますが、)以前までは商品やサービス、施設を提供しても、現地の人はその恩恵を受けるだけで、自ら発展させようと努力しないことが問題となっていました。
例えば、カンボジアの首都プノンペンのゴミ山では、NGOが乱立し、現地の貧しい人々は、無料でたくさん食事がもらえるところはどこのNGOか、たくさん衣服がもらえるNGOはどこかと、NGO選びが発生して、本質的な自立支援に向けた取り組みはできていませんでした。(もう10年ほど前の話ですが)
極端に言えばボランティア活動がその国の発展を防止していたという見方もできます。
え?ボランティアだめやん。
そこからボランティアのイメージはどんどん悪くなりました。

⚫ボランティアをさせてもらうという違和感

ワークキャンプのリーダーをしていたときのこと。
自分の役割としてボランティアの受け入れ先とボランティア参加者の仲介をしてボランティアの企画をしていたのですが、
ボランティアをしたい人の方が多く、ボランティアの受け入れNGの方が多かったんですね。
勝手に変な価値観を押し付けられて、活動されて、いいことした気分になって帰られても、現地の人は何もうれしくない。という声も多いのです。
実際に私は、ボランティアを「させてもらう」ために村の人たちにお願いして何とかボランティア活動をさせてもらえるように交渉して実行できました。
が、今度は参加者側のメンバーが「私がやりたかったのはこんな活動じゃない!」と不満を漏らす。
色々と考えて参加者が安全に作業できると思って「用意した」間伐や草むしりといった作業は、私(参加者)のやりたい作業じゃない!と。
いったい誰のためのボランティア活動なのか?

●マイルール3

さて私がボランティアを考える際に常に気をつけていることが3つあります。
1.それをボランティアだと口にしないこと。されて嬉しい活動(奉仕的か、利他的か)かどうかは自分が決めることじゃない。
2.それをビジネスとしてやった場合、最低賃金以上の時給がもらえるくらいのレベルの活動かを考えること。
3.それが誰のために?何のために?他に方法はないか?を常に意識しながら活動すること。
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⚫ではココトモはどうでしょう?

たまに聞かれます。「TATAさんはボランティアでこの活動をしているんですか?」って。
ふふふ。私は絶対にボランティアとは言いません。
それに、ココトモのイベントに参加した時も、一般の参加者さんに言われたんですよね。
「なんだボランティアしたくて来た人ばっかやん。自分は似たような境遇の人と話したくて来たのに、ボランティアと話したいわけじゃない」って。
きっと「ボランティア」という言葉は人によって全然イメージが違うんだと思います。
そんなこんなで私にとっては『ボランティア』は使いたくない言葉になりました。
もちろん、ボランティアが好きだ!と公言されている方々は純粋な気持ちで活動されていることは重々承知してます。
でも、世の中にはそれすらも素直に受け取れない人もいるという事実を心のどこかに置いておいて欲しいなとそう思っています。
自分の家で落ちているゴミを拾う事をボランティアと言いますか?
自分の友だちの話を聞くことをボランティアといいますか?
私にとっては、地域のごみ拾いも、相談対応も同じような感覚です。
私はボランティアではやりません。
あまり深く考えず、ただ単にそれが好きだから、やるだけですよ。
TATA

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全12件のコメント

  1. TATA 2016/04/19 11:21

    Reeさん
    コメントありがとうございます。
    善とか悪とか偽善といった観念がつきまとう言葉は取り扱いが難しいんですよね。
    正論や正義を振りかざすことで、誰かを傷つけることもあれば、偽善や自己満足でも人を救うこともできる。

    そうやって考えすぎると、何もできなくなりそうなんで、最終的には何も考えずに自分がやりたいことをやるって方向に動いてますね。私は。笑

  2. Ree 2016/04/19 00:06

    TATAさん

    私もボランティアという言葉があまり好きではなく、それが悪いことだと思い、悩んでいました。

    しかし、TATAさんのブログを見て、私が伝えたかったのはこういうことだったのかと納得しました。

    私もひねくれ者なので、同じ考えを持つ人がいてびっくりです(笑)
    ありがとうございました!

  3. TATA 2015/08/07 19:50

    モニコさん
    .
    姐さんからコメントもらえて嬉しいっす!*\(^o^)/*
    .
    モニコさんのコメント読んでて思ったのが、ときには空気を読まないコトも必要だよねってこと。
    .
    ボランティア活動自体が悪いとは思ってなくて、言葉だけが一人歩きして盲目的に『ボランティア=正しいもの』という考えになるのは危ないなぁということなんですよね。
    .
    ときには『ボランティア』という正義を振りかざすことで、誰かを傷つけたり、殺したりすることもある。
    そして、その当事者に限ってあまりそこに気づけないことが多いので。
    .
    きっとココトモでは、変な方向に向かってたら、「おかしいんじゃない?」って教えてくれる人が必ずいるって信じてるけどね。

  4. モニコ 2015/08/07 18:57

    TATAさん
    始めから最後の行まで
    いっきに納得して読み終えました

    『人(誰)のためになるか』という
    真正面ど真ん中な問いかけは
    いわゆる“善いとされているもの”に
    対しては異論反論はNGという
    思考停止の状態を
    また思考させる力がありますよね

    こういう手強さ…
    人間味に溢れていて
    本当に心が温まります

  5. TATA 2015/08/02 09:22

    ゆきえさん
    ふひひひ。声のファンとか言われたらにやけてしまう。
    ,
    ボランティアについては、中身の活動ではなくて、そのその外側の言葉の部分で結構考え続けてました。どういう表現なら伝いたいイメージが伝わるかなぁって。
    ホント言語化しない方がいいものもあるんだなぁっておもいます。絵や音楽や触覚の方が伝わるなぁって思うものも多いんですよね。
    .
    ちなみに私はゆきえさんの手紙が好きです。(o^^o)

  6. ゆきえ 2015/08/02 00:48

    TATAさんのブログを読んで
    そもそも「ボランティア」ということについて
    きちんと考えたことがなかったなーと気づきました。
     
    わたしにとってのココトモはなんなんだろう?
    居場所の1つ。かなぁ。
     
    そうやって考えると、
    わたしはココトモに居場所を与えてもらってて
    自分が与えるなんてこれっぽっちもしていないかもと気づきました笑
    わたしはボランティアしてるなんて言えないな~。
     
    ぜんぜん関係ないけれど
    わたしTATAさんの声の大ファンです~

  7. TATA 2015/08/01 12:44

    あら、みやさん
    ありがとうございます。
    みやさんと似てるんですかね。ふふふ。
    今度ぜひお話してみたいです。。

    まだまだ考えがコロコロ変わったりもしますが、基礎となる自分の軸はしっかりブレないようにしたいですね。

  8. Green(みや) 2015/08/01 09:58

    TATAさんのブログを読んでいて、「なんか自分と似ているところがあるなー」と密かに喜んでいるみやです。笑
    しっかり自分の考えをもっていらっしゃるTATAさんは、いつも素敵だなーと思います♪(僕は男ですがw)

  9. TATA 2015/07/31 13:46

    ぬいさん

    確かに日本では、富国強兵でお国のために!とか、ご恩と奉公!とかいう思想で昔から働いていましたね。
    外からきた価値観含む言葉なのでそれを日本に取り入れた時点で少し違和感があるのかもしれません。
    なんかいろいろ考えさせられる深いコメントですね。ありがとうございます。

  10. TATA 2015/07/31 13:39

    まいんさん
    ありがとうございます。
    こういうナナメ視点で文章を出すのは賛否両論あると思うのでドキドキするんですが、共感してもらえる人がいて少し安心しました。
    私自身は旅行とか旅が好きなので、いくつか拠点を作って出張ココトモみたいなことができればいいなぁと妄想してます。www

  11. ぬい 2015/07/31 13:26

    以下聞いた話で申し訳ないのですが
    ボランティア
    これは外国語です
    かつての日本では“働く”ということは自分の利益を追求する以上に社会奉仕の意味合いが強かったといいます
    社会のために働く、皆で働いて社会を作る
    そういう社会だったそうです
    そういう社会ではボランティアなんて言葉は不必要だった
    逆に西洋の人々にとって労働は自分が利益を得るための行為とされていたので
    ボランティアはとても特別な行為とされている
    だからこそボランティアという言葉が必要だった
    そういう話を聞いたことがあります
    こと私達日本人にとって、社会のため、皆のために何かしよう、無償で社会のためになにかするということは無意識に当然だと思っているのかもしれませんね
    ボランティアということを考えることが逆に社会のために働くということを特別なもの、かつ普段の生活から遠いものにしてしまっているのかもしれないと私はなんとなくそう思います

  12. まいん 2015/07/31 12:26

    関東から遠く離れた私にとっては、ココトモハウス話題は喜ばなきゃいかん話のはずなのに、話が進めば進むほどなんだか置いていかれてる・遠い存在になりつつありますまいんです。ああ、そう思ってもおかしいことじゃないんだなあとまずそこでちょっと安心いたしました。不謹慎だなと思っていたもので。
    私も今までボランティアという言葉も行為もなんだかなあーと思うところはあるものの、上手く表現ができていませんでしたが、結局「与える・与えられる」関係が出てしまったり、各々がとらえる「ボランティア」は違うからそれぞれのイメージに内容があってないと不満が出たり悪い方向にむかったりしてしまうからだったのだなあとTATAさんの文章を読んでそう思いました。
    私もココトモにはどう向き合っているんだろうか。
    そろそろちゃんとした答えを出して行動をしたいなと思っています。

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