メンタルクリニックの体験談インタビュー『あやり』

ココトモメンバーインタビュー企画!
今回は「あやり」さんにメンタルクリニックの体験談を聞いてみました。

まずは自己紹介をお願いします

こんにちは!

ココトモメンバーのあやりといいます。

京都の大学3回生で、歴史学科に所属しています。

歴史学科ではありますが、定時制高校のボランティアや塾講師・家庭教師のアルバイトの経験から、中高生の教育に興味があります。

ココトモメンバーになろうと思ったきっかけもこの経験からです!

好きなものは、バスケ・サイクリング・カフェ巡り・音楽などです(^^♪

少し重たい話になるかとは思いますが、メンタルクリニック受診について読んでいただけると嬉しいです。

 

 

具体的にどのような病気・症状でしたか?

私は”双極性障害(躁うつ病)”で、現在も通院しています。

双極性障害とは

双極性障害とは、躁状態(活発な時期)とうつ状態(ゆううつな時期)を交互に繰り返す病気のことです。

躁状態とは、

    1. とてもやる気に満ち溢れている

 

    1. 眠らなくても活動できる(睡眠時間2,3時間でも平気)

 

    1. 衝動買いが増える(浪費が増える)

 

    1. 性に奔放になる

 

    1. 怒りやすい、カッとなりやすい

 

うつ状態とは、

    1. ゆううつな時期が2週間以上続く

 

    1. やる気が起こらない

 

    1. 眠れなくなる

 

    1. 涙が出やすい

 

    1. 不安な状態が続く(将来のこと、人間関係のことなど)

 

    1. 疲れやすい、死にたくなる

 

この状態を一定期間繰り返す状態のことです。

もちろん、当事者でない方も、気分の波はあります。

ですが、双極性障害の場合は、日常生活に大きな影響が出るほどはっきりと症状が表れます。

(上記の症状の内容は、主治医から聞いたものです。)

私の場合だと、躁状態の時は

    1. 衝動買いが増える。(読書にハマって100冊を超える本を買いました。結局読まなかった本が大量に…。)

 

    1. とてもやる気に満ち溢れる。(受ける予定の無かった編入試験を、ある日唐突に受けたくなり、必死に勉強し受験して過去があります。目的もはっきりせず…、しかもレベル不相応なところ…。)

 

    1. 怒りやすくなる。思ってもないことを言ってしまう。(当時付き合っていた恋人にありえないくらい暴言を吐いてしまった時期がありました。)

 

このような症状が出てきました。今考えると、なんでこんなことしたのか…、馬鹿らしくなります…。

うつ状態の時は、

    1. やる気が起こらない。(何をするにもしんどくて、一日中ベッドですごしていました。)

 

    1. 眠れなくなる。(深夜や早朝に目を覚ますことが毎日何回もありました。悪夢をみることもしばしば。)

 

    1. 考えがまとまらなくなる。(自分がなぜしんどいのか、理由や原因を考えるのが全く出来なかったです。)

 

    1. 外出ができなくなる。(ベッドにいるのが一番落ち着くので、そこからは動けませんでした。学校にいけなかった時期もありました。)

 

    1. 集中力の低下が起きる。(講義内容が全く頭に入ってこず、90分間ただただ座ってるだけでした。現在は無いです。)

 

このような症状でした。ただただしんどい時期を送っていました。

 

発症したきっかけや原因を分かる範囲で教えてください

主治医からは、遺伝の可能性があると言われました。

双極性障害と遺伝

双極性障害は、遺伝とは大きく関係があります。

実際、私の親もそのようなメンタルの不調があったため、その原因には納得させられました。

双極性障害と周りの環境

また、家庭環境や学校生活など、周りの環境も要因になることが多いです。

うつ状態だったときは、家庭環境も学校生活もアルバイトもなにもかもうまくいかない時期でした。(2~3年前)

家の中には居場所がなく、アルバイトではパワハラを受けていたこともあり、かなり人生のどん底にいました。

また、コロナ禍と大学入学が重なったことで、自分の気持ちがグンと落ち込んでいました。

大学に行く機会もほぼ無く、1回生のころはひとりも友達が出来なかったです。

冬まで受験を頑張ってようやく合格したのに…。

憧れのキャンパスライフはどこへ…。

2回生になってからは、ひとりだけ友達ができたのですが、こんな気持ちで2年間過ごしていました。

このように、環境であったり、遺伝であったり、さまざまな要因によって発症することがあります。

 

 

病院を受診するまでのエピソード

私は、うつ状態の時に受診することを決めました。

1日中ベッド生活

何をするにしても苦しくて辛かった時期でした。何もせずベッドにいるのが一番心地よかったのを今でも覚えています。

何も考えられず思考停止状態で、友達からの連絡を放置してしまうこともよくありました。

それまではオシャレするのが楽しかったのに、身なりを整えるのも難しくなりました。

生活習慣も乱れてきて、学校にも行けなくなったときに受診を決意しました。

実はその前から、不眠の治療のためにメンタルクリニックに通っていたのです。しかし、あまり改善が見られず、うつ状態の相談もあまりできなかったため、思い切って病院を変えて受診することを決めました。

別の病院へ行くことに。

そこで、”双極性障害”と診断されました。

その前の病院では言えなかったことを、先生にお伝えしました。

初診ということもありますが、じっくり時間をかけて自分に向き合ってくださったのが何よりも嬉しかったです。

病院を変えるときは、とても悩みましたが、今となっては変えてよかったなと思っています。

 

 

辛いけれど病院に行こうか迷っているという方へ

私の考えですが、迷っているなら、病院へ行ってみるのをおすすめします。

「ハードルが高そう」「私は病気でなくて、ただの甘えだと思うし」

このように考えている方もいらっしゃるとは思いますが

その考えを持つ必要はありません。

受診しようかな、と思った時点で、まず行ってみるのをおすすめします。

不調が出たら、内科や眼科に行くのとまったく同じです。

「あ~ちょっとしんどいな。」くらいのことでも我慢せずに、診てもらうことを考えてみてください。

”我慢”を続けると

体の炎症や傷もそうですが、我慢して放置しているとどうなるでしょう。

どんどん痛みが増して、治りにくくなる経験ないでしょうか。

これらの傷は、適切な処置を受けないと、痛みが強くなっていき、別の炎症や病気まで引き起こす可能性があります。

こころの病気や傷も同じです。

こころの痛みを我慢し続けると、薬だけでは治りにくくなったり、別の疾患を引き起こしてしまう可能性があります。(精神疾患は、併発する場合があります。うつとADHD、うつとASDなど)

こころの痛みを感じたら、我慢せず病院の先生に診てもらい、適切な手当をしてもらいましょう。

さいごに

メンタルクリニック受診にあたっては、”予約制”の場合が多いです。

そのため内科のように、当日診てもらうのは難しいです。

また、初診の方の受付を休止しているクリニックもあるので、ホームページなどを参考に確認するのをおすすめします。

ご予約するのをお忘れなく。そして診察当日の持ち物も確認してくださいね。(保険証、あればお薬手帳や、マイナンバーカード)

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

みなさまのこころの不調が少しでも早く回復することを願います。

――インタビューは以上です。
貴重なお話を聴かせていただき、ありがとうございました。

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