人の経験は循環する?

夜分遅くにこんばんは、オハナです。

洗濯機が回し終わるまでの間の、久々の更新です。

実は、しばらくブログが書けませんでした。

2ヶ月ほど前に、家族関係でショッキングな出来事を経験したからです。

理由は、姪っ子が産まれたこと、ではなく、その姪っ子が自分に似ている、という事実でした。

私以外の人は、きっと疑問に思うと思います。

『ってゆーか、なんでそれが?普通嬉しいよね?』

それが一般的な反応なんだと思います。

私は、妹の妊娠に自分でも驚く程のショックを受けて、ココトモハウスに駆け込み、話を聞いてもらいました。それが去年10月の出来事。

そこから、姪っ子が産まれるまでの間は、産まれたら自分は今度はどう思うのかな?と非常に不安でした。

親と姪っ子が産まれる前に、妹の妊娠のことで本音を打ち明けたら、ケンカに発展。

悲しかったです、でも、自分の気持ちが理解されにくいことは承知でした。

生まれた報告は、LINEで写真で受けました。何の問題もないはずだったのに、私は母親からの言葉で『オハナに似てるのよ♡お母さんが思ってるだけなんだけどね♡』の言葉に、パニックと絶望が走り、死にたくなりました。

なぜなら、『こんな私に似て欲しくない。こんな私みたいな人生を歩んで欲しくない!!』強くそう願ったから。

姪っ子の誕生に、大変失礼な感情だとは思っても、止められませんでした。

人の不幸なんて見たくない。私が苦しんできた時間はもう戻せないから構わないけど、この姪っ子の人生が同じように苦しんだものになんかなって欲しくない、と思いました。

単に親は『顔が似てる』と言いたかっただけ。それを理解していても、止められなかった。

思えば、最近特に会社でもプライベートでも感じるけど、私は人が苦しんでたり怒られるところを見ていると、自分が怒られることと同じくらい喉に何か詰まったような苦しさや辛さを感じます。

それは感受性の問題もあるんだけど、例えば怒られるという姿は当事者として見る視点よりも、客観的に見るほうが、私は辛いんです。

だから、会社で多いけど、人が叱られてる姿、そこに大きな声が加われば、もう私の心は大変です。ぶっちゃけ仕事なんてしてられるメンタル保てません。

三十路近いのに大人気ないし、社会不適合者?社会不適応者?かもしれないけど、やっぱり凄く苦手で…。

また、自分の守りたい人は、自分が怒られても理不尽でも、その人が辛い思いを避けられるなら自分から背負いに行きます。

その人の為でもあるけど、その人の辛いところを見て自分が辛くなるのが嫌だという、自分の為ってところもある気がします。

そして私は、5月辺りに起業コーチングの半年期間が終了し、そのコーチングの人と別れました。

現在も連絡は取ってますが、家族関係で色々あったこと、コーチングの人との方向性の違いのような違和感、自分がこれまで見て見ぬ振りをしていた疲れやストレス、限界が一気に噴き出し、頑張りたくても頑張れなくなったからです。

頑張れない上に、家族関係でショックを受けた、こんな私がカウンセラーとしても、人としても、何も出来ないんじゃないか?と感じました。信頼のしていたコーチングの人との方向性の違いも、正直かなりショックでした。

おまけに、姪っ子を不幸にするんじゃないか?そんな様々なものが重なりに重なって負のスパライラルやネガティヴを産んで、そこからまた産み続けて、本当に酷い状態になりした。

特に何か行動したわけではないけど、会社から帰宅するときの、希死念慮は、今でも度々出てきます。

そしていつもするのは、そんな冷静な自分を客観的に見ていること。昔は出来ませんでした。今はやります。だから私の中には、ほぼいつも、本人と俯瞰する自分の、2人のオハナが存在しています。

天職を叶えたい思い、仕事を頑張りたい思い、カウンセラーの目標を叶えなければ私の人生が無意味になると、半ば危機感のような、恐怖感のようなものもありました。

夢を叶えなければ、友人と絶縁したことも糧に出来ない、これまでの人生を肯定出来ない、そんな思いがずっとあった。

ちゃんと休んで、またライフチェンジカウンセラーに向けて動く。その為の『休む許可』をずーっと自分に出せずに事が起きてから3ヶ月過ぎて、その後、やっと頑張り続けることを止め、一旦流れに身をまかせることにしました。

クライアントととも、一旦終了になったこともあり、タイミングとしては、何だか良かったんですね、これもまた不思議だと今でも思います。

ガツガツ考えずに、これまで気持ちは、押さなきゃ、頑張らなきゃだったのを、『押してダメなら引いてみる』に変えました。

この一言で、気持ちが一気に楽になりました。日々に幸せを感じるようになりました。

頑張ってて突っ走ってる自分が好きで楽しかったのは2月位まで。それからは蓄積する疲れ、トリプルワーク状態だったのですが、その疲れは無視してひたすら走り続けてました。

そこから、休む許可をやっと出せて、ここから今度は走ることではなく、休んで頑張らないこと、自由なことに幸せを感じ始めました。それをやるようになったのは、恐らく先月末から今月辺りかな?

で、前置きが長すぎて、しかもタイトルに関係ない話をしましたが、本題です。

こんなどうしようもなくなった私、引いてはみたけど、穏やかだったり、落ちたり、ブレたりする日々。

そんな最中、相談したいとの連絡が入りました。

びっくりして、こんな私で良いのか?と迷いがあって、でも凄く嬉しくて…。

それが、自分の中の『やらなきゃいけない』のカテゴリーに入らなかったことも、良かったんです。

『やりたい』だったんです。

やってみて、驚きました。

私と似ているところが多くて、しかもその似ているところが、数ヶ月前に落ち込んでいた私とそっくりで驚きました。…だからこそ、同じようにならないでほしい部分はちゃんと伝えて…。

自分がここ数ヶ月落ち込んだことは、心のどかでずっと、とても無意味だし、なんてダメなんだろうとずっと思っていました。そうじゃないと分かりつつも、虚しさや空虚感とか、無意味感は消えなくて。、

でもそうじゃなかった。

同じように、まるで数か月遅れで、循環するように、追いかけるように、どうしてこんな人が私の目の前に現れてくれたんだろう?って。

不思議でしょーがなかった。不思議な出会い、ご縁。

生きて、誰かと関わる限り、こうした出会いがないとは言い切れないんだと、心から思ったし、心から嬉しかったです。

ココトモは苦しんでいる人がとても多い。その経験は当事者であるその人それぞれが1番辛いのは当たり前で、その出来事に意味があると思えていない人だって沢山いる。

私に起きたこの出来事は、単なる偶然で片付けても良いのかもしれないけど、どうしても思ったこの事だけは伝えたい。

『その経験は、その気持ちは、その出来事は、本当に意味のないもの?辛いだけの出来事?』

ということ。

最近、親に言いたいことを勇気を出して伝えたココトモメンバーは、辛い現状を、『準備期間』と答えていました。

幸せになるまでの、準備期間だと。

あなたの辛い時間も、準備期間であり、同時に辛い中で日々変わっていくあなたの後ろを、また誰かが追っているかもしれません。

不本意ながらも苦しい思いをしているかもしれない。あなたのその経験を、3ヶ月後に誰か同じような思いをして経験しているとしたら…。

あなたと、3ヶ月前の自分にそっくりな他人に会うかもしれません。

人と関わる限り、どこでどのような出会いがあるかは分かりません。

その可能性を捨てずに生きれば、そんな人と出会うかもしれません。

あなたと、昔の自分の他人が出会った時に、そこに共感と親しみが生まれ、孤独感が消えたり、あなたが昔の自分の他人を救ったり出来るかもしれません。

意味のない、例え希死念慮のような辛い思いでもなんでも、あなたが経験したことを伝えて同じようにならない為にアドバイスすること位は出来るはずです。

そうすれば、昔の自分の他人は同じような苦しみを避けて、早く回復できるかもしれない。助けになるんです、数ヶ月でもあなたは知らない間に変化して、その悩みや辛さから考えたり学んだりしている。

私も、どうして前向きになれないのか、どして消化出来ないのかずっと考えて出た答えで助けられたのは、自分より他の人でした。不思議な話。

これって、小さいことかもしれないけど、ある意味ですごいことなんじゃないか?と思いました。

生きている上で、どんな経験や知識がどこで使えるなんて、分からないものです。

これは今の私にも言い聞かせる言葉。

『自分に存在する、ありとあらゆる可能性を信じること』

これを、相談者さんから私は貰いました。

共感する上で自分の経験を話すから、自己分析にもなったし、相談者さんが自分に話してくれたことを心から感謝したいと思った位。

この出会い、この出来事は、とても私の人生にとって大きい出来事だった気がします。きっと、今回の相談者さんが、また誰かの糧にいずれはなるんだろうなと思います。

この経験の追いかけっこが良いか悪いかは分かりません。

辛い出来事なんて少ない方が良いかもしれません。でもそんな簡単に、みんながみんないつも幸せになんていられるはずがなくて。

だからこそ、辛い経験はこうして共感できる人と出会い、分かち合えれば少し楽になるのかな?

とか、思いました。

心が明るくなったなぁ。本当、ありがとうございましたm(_ _)m

おしまい。

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コメント一覧

全1件
  1. schedule2016.07.22

    葉音

    内容云々の前に…オハナさんに凄く会いたくなりました。

    「こんな自分に似て欲しくない」私はそんな理由で、姪っ子甥っ子(とは言ってもいませんが苦笑)はおろか、自分の子供すら、欲しいと思ったことはありません。
    今もそう、その他の理由もありますが、自分に似て欲しくないから、自分と同じ人生を歩む可能性があるのであれば、全力で止めたいから。
    その言葉につきます。

    私はオハナさんとの出会いはまだ短くて、そんな親密だとは言えないのかもしれない。
    だけれど、思うんです。
    私にとって、オハナさんは本当に必要な存在で、いてくれることが本当に幸せなんだって。

    いつも、本当にありがとうございます。

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