【第八話】鬱の再発~出会い

【第七話】

鬱病からの復活~パラダイス に続きます

私が配属されたのは、都内(本社)勤務、関東一円の新規開拓部門を担う部署でした。チームメンバーの人数は一気に2倍…コスト削減のために更にポジションは減り、開発目標は2年前の約2倍…
発狂しそうでした 一人の時は発狂してました…神の作りし聖水=お酒で自分をごまかしていました
鬱病は、すぐに再発し、私を苦しめました

配属初日からメンタル的な調子の悪さを感じます
ただ、上司もチームメンバーも混乱の時代を生き抜いた方々でしたので
精神状態は良くないものの「至極まともな判断のできる方々」でした

この仲間なら、なんとか行けるかな と思いましたが
とても甘い考えでした
本社勤務で私の席の隣には「企画部門」がありました

彼らも人数を減らされていました コスト削減のためです
激減した人員の中で営業に出されるプランは非現実的なものでした
それが
目標値として設定され、私は日に日に病んでいきます
出社の為に鏡を見ると立ち眩みがしました
立っていられないほどに そして涙が出ました 理由もないのに

非現実的な 訪問件数 滞留時間 それを何とかこなすために激増する残業時間に耐えながら活動するチームメンバー
私もメンバーも精神的に限界が近いことを理解していました

そんな中ですが、私はパラダイス期の生活習慣を変えずにAM4:00起きを変えずにいました
但し、釣りにはいかずに喫茶店やファミレスでモーニングを食べながら仕事をする に変化させていました

そろそろ限界かもしれないな…
自分を保てなくなりそうだ というとき
見えない何かが 救いの手を差し伸べてくれました

私の部署ごと勤務地の変更を言い渡されます
都内ではあるものの、少しだけ時がゆるりと流れる
人々の心を癒すことが出来る場所 でした

勤務地変更の初日
いつものとおり私はAM4:00に起き新天地でモーニングを食べられる場所を探します
朝7:00前からOpenしているのはそこしかありませんでした

鬱病も再発、初めての勤務地、当時24H営業の飲食店に入ったとき
私は 天使と出会いました

彼女の笑顔は
私の抱えるすべての不安を消し去り
彼女の存在は
私の苦しい人生に光を与えてくれました

その日から私は毎日そこに通うようになります
どんなに眠くても
効率が悪くても
彼女が出勤しているかもしれない
その思いだけで
会えるかわからない天使に会いに行くことを決めたのです
第八話 長いですね すいません

【第九話】鬱との共存~貴女がいたから~ に続きます

 

ココトモメンバーたちと交流しよう♪

ココトモメンバーたちと交流するための『メンバーのお部屋』掲示板ができました。気になるメンバーと気軽にお話することができます。ぜひ色んなメンバーのお部屋に遊びに行ってみてください♪

メンバーのお部屋はこちら

コメント一覧

まだコメントがありません。

コメントを投稿する

コメントを投稿するにはログインしてください。

keyboard_arrow_up