下着と自己肯定感の密接なカンケイ

この記事を一言で表すと→「わたし可愛い下着が大好きですねん」

こんぬづわ。なおです。

今回はわたしの実体験にもとづき、「下着を変えたら自己肯定感がバリーンと上がったでわたしの場合」というお話をします。

以前やってたブログにも同様の記事を書いていたのですが、その時「下着 自己肯定感」というそのものズバリの検索ワードでひっかけてくれた方がいたので、あーやっぱり同様のことを感じた人ってけっこういるのだな、と思いました。

その時のブログは消しちゃったけど、今回はさらにその記事の濃度高め増補改訂版にしたいなと思っちょります。

ではさっそく参ります(  ̄▽ ̄)

どん詰まり状態でもらった、友人からのひとこと

あれは去年の夏(急に回想モードに……)。

「進路を決めるorDie」ぐらいの気持ちに追い込まれていた(というか自分で自分を追い込んでいた)大学4年生の私。

とりあえずまじめに一通りセオリー通り就活してはみたものの、スーツ着ること自体がストレスに感じるしピンと来る企業に出会えぬしもう疲れた。

幸いなことに、院に行くという選択肢を先生が厚意で薦めてくれて、院とのコネクションや受験対策のことも具体的に提示してもらっているものの、そのやる気も展望もさっぱり湧かず、考えただけで気分が泥のようにヌルヌルとおもたく沈んだ。

さりとてフリーター生活に踏み切るだけの気力もない。だって前にやってみた時けっこうしんどかったから(過去記事参照のこと)。

ああ、もう考えるのイヤや~~ん……となったわたしは、物にまみれたゴチャゴチャの部屋でエアコンガンガンにきかせてひきこもり。ひたすら動画を観まくるか夢100をやりまくり飽きたらそのまま床でごろ寝してまた朝を迎える、繰り返し、みたいな日々を送っていた。

そんな状況を、前の大学つながりの友達にLINEでブツブツと愚痴っていたところ。

「たまには高価な下着でも買って着てみれば?笑」

と返事が来た。

で、素直なわたしはそれをやってみた

そういえば、言われてみれば、とふと気付く。

その時の私の部屋は荒れに荒れていて、要するに自分で自分のものを把握し愛でることなんてまったくやってない状態。自分の体でさえザツな扱いだった。

となれば、日ごろ人の目に触れることも少ない下着の扱いもお察しくださいという感じで、最後にパンツ買ったのいつだったかしら、という状態だった。それによく考えてみれば下着屋さんで計測して試着して買ったことってなくて、自分でメジャー使って測って通販とかで買ってた。というか下着はおろか洋服の試着さえしたがらない状態だった。

つまり、自分の体のことを自分でよくわかっていなくてセルフイメージがモヤッとしてたから、漠然と自信も無かったのです。自信が無い、と、あんまり「いいもん着よー♪」という発想にはなりにくいよね。あるいは逆に、超高級志向に異様なまでにこだわる方へ行く人もいるか。

……そのころ、わたしの銀行口座には。ふだんアルバイトのお賃金が振り込まれる口座の他に、「なんか使っちゃダメな気がする、使っちゃったらあとあと困っちゃう気が漠然とするから(困んねーよおちつけ)とっておく」口座があった。その口座の中には、毎月○万円の大学からの不労所得……またの名を給付型奨学金と言う、が振り込まれていて、もう既に数ヵ月分が溜まっていた。

奨学金は学内審査で成績優秀且つ小論文と面接の試験に受かった人が貰えるもの。なんで使わなかったのかって言うと。まぁ院進学のためにとっとこうっていう名目がひとつ。もうひとつは、

この奨学金を取りたいがために(つまり目に見えて人に自慢できる「優秀な学生」という記号とあとおカネが欲しいがために)ずっとずっと頑張り続けてそれはもうしんどくて、で念願叶って4年生の時にやっと取れて嬉しかったんだけど。奨学生証の授与式で、既に何年も継続で奨学生に選ばれてる人が複数人いたってことを知り、その人達がもっと栄誉を称えられてるのを見て、プライドが大崩壊してもう嬉しさもどっか飛んでって酒呑みながらわんわん泣いた、っていう経緯があったから。

だから、嬉しいお金じゃなかったから、使えなかったんだよね。今の私があの頃の私に言うなら「落ち着けよ!!お前他の奨学生の素性も経済事情も知らないじゃん!!!そんで少なくともお前んちには十分学費払って生活できてるだけの財力あんじゃん!!!だからそことお前が自信折るのは別物だって!!!」ということになるのですが、そん時は他者からの評価と自信がびったりくっついて離れなかったから、「そんなこと頭じゃ分かってるけど嫉妬と虚しさで死にそうなんじゃボケカス!!!酒よこせ!!!!てやんでいべらぼうめいもう死にたい!!!(ほとんど呑めないくせにな)」って気持ちでいっぱいでしたね。

…………はい。で、手付かずのまとまったお金があった。下着の専門店でブラとパンツをセットにするとそれなりにまとまった金額になることも知っていた。当時わたしは自分に合うブラが無いことに自信喪失してユニクロのブラトップばっかつけてたから(気に入ってるなら別に良いんだけど消去法でしゃーなしにだからな)、何組かまとめて欲しいと思った。

なので自己投資やと、手付かずのお金に初めて手を付けて、今までろくに足を踏み入れたことの無かった華やかな下着屋さんゾーンにブルブルしながら足を踏み入れたのです。

そして意を決して店員さんに話しかけました。「ああああの、ささささサイズを測って欲しいんでしゅけど…………(震)」と。いや嘘です。ちょい緊張はしたけども別に震えても噛んでもなかったと思う。

真実を知って世界が変わった……

店員さんは淡々と応じて胸囲を測ってくれました(何をそんなに怯えとんねん私)。

そして店員さん

「お客様のサイズは☆の**ですねー」サラッと。

数字は伏せるけど、それはわたしが自分で思っていたサイズよりも、2段階上のカップ数で1段階下のアンダー数だった(ブラジャーのサイズの測り方の意味わからん人は調べてくんさい)。

わたし(゜ロ゜)

わたし「え……☆の**ですか??」店員さん「はい、そうです(淡々)。そのサイズのものいくつかお持ちしますねー」わたし「アワ、アワワワワ……(困惑)」店員さん「おまたせしましたー、こちら着けられましたらまたお呼びくださーい(去る)」わたし「アワ、アワワワワワワワワ…………(束になったブラを手にして困惑)」

驚きはまだ終わらなかった。

なすがままに、渡されたブラを装着して店員さんを呼ぶと、鮮やかな手際でカップにお肉をおさめ、肩紐の位置と長さを調節し、そしてその姿を鏡で見せてくれた。

わたし(゜ロ゜)

し、下着…………似合うとるやん………………え…………そして………………下着が変わっただけなのに………………なんか、全身の見た目まで…………変化しとるやん……………………

え…………これ…………

イケてるじゃんっ!!!!!!!!

なに!?何をそんなに今まで自分の体卑下してた訳!!??そりゃカップ2つ下でアンダー1つ上のブラしてたら苦しかろうしズレもしようよ、フィットしなかろうよ!!アホ!!!

「自分に自信持てない……」とかぐじぐじ思いつつ、自分の良いところに目を向けようともせず勝手な判断で潰してたのは自分の方やんけ!!アホちゃうか!!!

…………と、鮮烈な衝撃が脳天から身体を貫いたのでした。

試着の後は売り場に出て、測ってもらったサイズでかわいいデザインのものをいくつかお買い上げ。そして、「待てよ、かわいい気に入った下着を長く使うなら、ぞんざいに洗濯したら早く傷んじゃうじゃないか」ということにも気付き、かわいい下着用洗濯ネットもあわせて購入。

いやなんか大げさじゃなく、会計終えてお店を出た時のわたしはあんまりに体が軽くなって宙に浮きそうな、世界のすべてが虹色にまばゆく輝く勢いであった……もちろんアドバイスをくれた友達には、その勢いのままに連絡をして、むしろその友達の方が驚いとった…………笑

そしてその翌日か翌々日には、別の友達を誘って下着屋巡りに付き合ってもらうぐらいにしばらく熱を上げておった。笑  下着屋を展開する会社の企業説明会にも行ったぐらい。試験は受けなかったけど。笑

で、今はその時ほどゴウゴウと燃え盛っている訳ではないけどやっぱり下着が好きだし、かわいいものや質の良いものに出会ったり試したりするとすごくドキドキして楽しい。タンスの下着ゾーンには、買った時のことを思い出せるお気に入りの奴らばかりが並んでいるから、しまったり整理したり選んだりすること、今まではぞんざいにしていたそれら日常の何気ない仕草が、大切で楽しいひとときに大変身を遂げて、それは今でも変わっていない。朝どんなにダウナーでも、「ううう、今日のわたしにフィットする気分の下着さんはどれや……」と選んで身に付けているのである。

そこから、下着を買う時も洋服を買う時も、試着してじ~っくり吟味したり、さんざん試着祭りしてから買わずに去ったり、わからないことを素直に店員さんに聞いたり頼んだり、そういうことが怖がらずにサラッとできるようになった(たまにドキドキはするけど笑)。

下着や洋服、そしてそれらを着こなす人への勝手ないじけや拗ね、嫉妬、線引きをしなくなった。だってわたしも、まったく同じ見た目じゃない(当たり前だ、人間の体がみんな寸分たがわず同じ形だったらそりゃ奇妙だがや……)にしたって、それらを楽しんだりいろんな可能性に満ちた立派な自分の身体を持っているんだ、ってことが実体験としてわかったから。

そう、生での体験だったからより衝撃が大きかった。本で読んだだけとか聞きかじりだったらそうはならなかったであろう。それに、特に期待をしないで何とはなしに試してみたことだったからこそ、「こんなに身近なきっかけで、気分や自己イメージってとことん変わっちゃうんだ!それは良くも悪くもね!」ってことに深く納得したのだと思う。

結論→物は試しで素敵なパンツ買って穿いてみようぜ!

この記事で何が言いたいかというと!別に金の話やサイズの話が主眼なんじゃない。要は

  • あらためて自分を冷静に見つめ返すと、もしかしたら思っても見ない新たな発見があるかもしれない。
  • それを……まぁ知らないままでも生きてはいけるけど、勝手にひとりで拗ねていじけてないで、思いきって知っちゃったら、楽しいじゃん!
  • 人に測ってもらうのも良いかもしんない。
  • 日常の身近で密かなところに思わぬ喜びは隠れている。それはもしかしたらパンツかもしれない。
  • とりあえずやって試してみたらおもしろいんじゃないかと思った。

 

というお話でした。

この記事をここまで読んでくれたみなさん。

あなたが今穿いているパンツ、お風呂上がりに用意するパンツ、トイレに行く度目に入るパンツ、

それは本当に好きで気に入って穿いていますか?胸ときめいてますか?毎日選ぶの楽しいですか?着けた自分を鏡で見てテンション上がりますか?

誰に知られなくとも幸せウキウキな気分になれますか?

そんなパンツ、穿いてますか?

……どうですか?

他人のパンツのことなど知ったこっちゃないと言えばそうなんですが、下着大好きの楽しみを知っちゃったわたしとしては、それに興味をそそられた人にはぜひ試してみて欲しいのです。たのしいよ~、毎朝何着けようかってワクワクするよ?(* ̄∇ ̄*)ちなみに寝る時はふんどしパンツ派です。あれも気持ちいいのよね、スースーして。

パンツパンツうるさかったですか。でも、たかがパンツ、されどパンツ。ワゴンセールの100円パンツであろうと、心からときめいて気に入って買ったならばそれはあなたにとってのミラクルパンツになるのです。

ぜひ、ご自分のパンツとしみじみ向き合ってみてくださいね(* ̄∇ ̄*)以上!!!書いててすごいたのしかった!!!笑

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